小児科チェアマン会議 専門医制度の進捗状況にいて.pdf

２０１４年12月１４日（大阪） 小児科チェアマン会議 専門医制度の進捗状況について 中央資格認定委員会 有阪 治（獨協医科大学小児科） ・日本専門医機構の動向 ・プログラム予備審査の経過と結果 ・新制度での専門医資格の更新 新しい専門医制度とは 一般向け説明 ●新しい専門医制度は“国民にわかりやすく、 専門医の質を保証できる制度”であることが 基本です。 各学会が結集し共通のルールのもとで、今まで以上に質の高い研修を行う ことが求められる。 ●これまでの制度との違いは、専門医制度の 透明性を保つために、従来、学会が認定 してきた専門医から、中立的な第三者機関 である 日本専門医機構が審査、認定する専 門医に変わることです。 新しい専門医制度では 一般向け説明 新しい制度でこれまでの制度と変わ る点は大きく２つあります。 １つめは、小児科専門医資格を取得 するまでの研修の方法が変わること、 ２つめは、取得した小児科専門医の 資格更新の基準が変わることです。 現在の日本専門医機構の前身である 日本専門医制評価・認定機構から示された指針 ・「専門医制度整備指針 第3版(2009年）」 （初期検討段階） ・「専門医制度整備指針 第4版（2013年5月）」 ・「専門医制度研修プログラム整備指針（2013年7月）」 ・「専門医制度整備指針(2014年１月）」 ２０１４年５月に創設された 日本専門医機構から示された指針 「専門医制度整備指針（第1版）２０１４年7月」 20頁 新しい専門医制度のタイムスケジュールと研修プロ グラム整備指針（大綱的なもの、ただし、順次修正 される）が決定されたことにより、各学会が行うべき 準備作業が専認構から提示された(2013年5月） 各学会がすみやかに行うべきこと ・整備指針にそって、各制度 （各学会）での、研 修施設認定基準の整備とプログラム認定基 準案を策定すること ・各制度で、プログラム審査のための準備を開 始し、各制度内での予備審査を行うこと 2017年の新制度スタートに向けて、小児科学会 として前傾姿勢で準備作業を開始 葛西選手 日本専門医機構の動向 について 日本専門医機構 専門医制度整備指針 （第１版） 2014年7月 日本専門医機構内に組織された２つの部門 各領域（学会）から推薦され機構が承認した委員 １）基本領域専門医委員会………専門医認定・更新部門 有阪 治（獨協医科大学小児科） 委員長 井田 博幸（東京慈恵会医科大学小児科） 竹村 司（近畿大学病院小児科） 鈴木 康之（岐阜大学医学部医学教育開発研究センター） 小田 慈（岡山大学小児血液・腫瘍科） 金子 一成（関西医科大学小児科） ２）基本領域研修委員会………プログラム・研