智头町との合并协议について.doc

６．智頭町との合併協議について 原川記者 産経新聞 　昨日、いろいろ聞かれたかと思いますが、智頭町との合併問題についてはこれまでの情勢と違って住民投票の結果、合併に賛成の住民が多数となり、鳥取市との合併を目指すことになったのですが、改めてもう一度市長の御所見を伺います。 市長　今回、智頭町の住民投票の結果が出て、合併協議会を設置するという意向が明らかになりました。これに対して私としては、これまでも市町村合併を通じて、共存共栄を中心とする新しい夢のある地域づくりを推進したいという考え方で、合併を一つの契機に新しい地域の発展を目指すということを言ってきました。今もその姿勢には変わりがないので、新たに住民の発議でできる５つの市町村、鳥取、河原、用瀬、佐治、智頭のこの協議会をかねて鳥取市議会でも議決いただいているわけですし、設置に向けてこれから前向きに取り組んでいきたいというように考えています。 澤田記者 山陰中央ＴＶ 　智頭町と９市町村との協議会の合併協議の話し合いは実質１年遅れになり、今回新たに協議会が設置されるわけですが、鳥取市を含めた八頭など５市町村の合併協議会は来年の10月に合併を合わせていかれるのか、どうしようと思われますか。 市長　そうですね、合併の目標時期というのは法定協議会を設置する中で、協議会での協議決定事項であると思っていますから、今の時点では何とも言いにくいと思います。今お話のあったように、スタートの時点で１年のずれがあります。今後の協議会での協議いかんによると考えています。 澤田記者 山陰中央ＴＶ 　市長の思いとしては。 市長　思いとしては、いずれにしても私は合併特例法の期限内での合併ということが共通認識だと思いますので、それに向けて努力をしたいと思っております。平成17年の３月が期限ですよね。 福浜記者 日本海ＴＶ 　設置に前向きだった賛成派の皆さんの意見としては、要するに実際に合併するかしないかということは合併協議会に入ってからが協議する場となるから、その場で考えたいと思っていると。そこで出てくる情報をもとに、合併がいいのか、それとも単独がいいのか、改めて考えたいという趣旨の発言もかなり出ているのですが、そういう発言についてはどう思われますか。 市長　合併協議の場そのものは、合併に向けて前向きに新しい合併後の地域を念頭に置きながら、どういう地域づくりをするのか、どういう行政サービスを提供していくのか、どういった新しい町にしていくのかということを描きながら議論をしていく場だと私は認識をしています。その協議を最終的に合併協定書というようなものにまとめるわけです。そこにはまちづくりの計画もあれば、事務事業の調整の内容もあるわけですが、そうした計画をまとめる一つの協議の場なので、合併する市町村お互いがしっかり一体感を持って、共通のゴールに向かって協議をすべきです。今、存在している９市町村の合併協議会のメンバーが連帯感、一体感を持ちながら、お互いの地域がよくなるようにするということで共存共栄という立場で協議を重ねているという理解をしています。ですから、智頭町を含む合併協議会でもこうした前向きの協議を期待したいと思っています。 ただ、その協議の結果を評価するということが必要になります。それは、合併に関する各市町村での議決が必要になります。合併するということを決断する段階で、最終的な議決は必要です。機会を踏まえながら、最終的に改めて判断を求める場が合併協議会で、合併に向けた協議の場として実りあるものにしていきたいなと思います。協議会は、お互いの町村のメンバーが参加する中心となる場となっているので、各委員さんが自覚を持って参加していくべきものではないだろうかと私は考えています。 福浜記者 日本海ＴＶ 　このような状況の中で智頭町の方に合併してよかったというような新しいまちづくりのビジョンを示す必要が竹内市長、協議会の会長にあるのですが、その決意はいかがでしょうか。 市長　まだ会長になっていないのですが、これからできる協議会においては、私としては、鳥取県の東部地域は１つの生活圏であって、周辺の町村があってこそ、鳥取市も東部圏域中心の都市として発展をしてきているし、また、鳥取市があってこそ、周辺の町村も成り立っているという面もあり、相互依存関係にあると思います。そのような中、合併により一緒になって新しい可能性を追求していくということは、今後に向けて非常に必要なことだと思っています。 当面、例えば情報基盤、ケーブルテレビ、インターネットサービスについては、鳥取市としてかねてから基盤整備を積極的に進めてきました。例えば私が市長になってからも、ＣＡＴＶのインターネットサービスなどもこの５月からスタートしているようなわけで、地域の情