健康診断依頼書（修正中）.docVIP

　　　　　スクーバダイバーのためのメディカルチェック?ガイドライン 　　　　　　　　　　　　　＜医師への健康診断依頼書＞ ◆医師の方へ 　この「健康診断依頼書」を持ってこられた方は、レジャーでスクーバダイビングを行おうとしている方です（既にダイビングを行っている方の場合もあります）。 この受診者が持参した「スクーバダイバーのためのメディカルチェック（参加者記入用）」の結果に基づいて、担当のインストラクターから医師への受診を薦められて来院されています。 　診察にあたっては、添付してある「スクーバダイバーのためのメディカルチェック（参加者記入用）」の「はい」とチェックした項目について、特にご留意ください。 受診の目的は、この受診者が、スクーバダイビングを行うにあたり、医学的な観点からご意見を頂くことです。 下記の「医学的な観点からみた印象」の項にチェックして頂き、必要があれば、所見またはご意見をお書き添えください。 　「スクーバダイバーのためのメディカルチェック（インストラクターマニュアル）」についても必要があればご参照ください。 　尚、御質問等、不明な点は、（財）日本海洋レジャー安全?振興協会（電話：045ー228ー3066 ◆医師の意見 　医学的な観点からみた印象 ダイビングに支障をきたす可能性がある病気は、問診、身体所見、下記の検査の範囲では見あたりません。 （検査：　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　） 危険性が高いと考えられる病気がありますが、下記に留意すれば、その危険性は少なくなると考えます。 （留意事項：　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　） 潜水障害に陥る危険性が、一般人と比較して明らかに高いと考えます。 その他、所見または意見など：　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　　　 日付　西暦　　　年　　月　　日　　　 医療施設：　　　　　　　　　　　　　　　　　 医師名　：　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 住所　　：〒　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 電話　　：　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Email　 スクーバダイバーのためのメディカルチェック ガイドライン はじめに 　スクーバダイビングの危険性は、身体の状態によって異なります。 　この「スクーバダイバーのためのメディカルチェック」の目的は、潜水障害を未然に防ぐことにあります。たとえば、減圧症や肺の過膨張症候群（たとえば、スクーバダイビング中に呼吸を止めて浮上して起こる肺破裂）、脳の動脈ガス塞栓、意識障害、またはそれに伴う溺水などを起こす可能性の高い疾患は非常に危険です。それ以外にも、寒冷ストレスや水中に入ることによる心理的ストレスも加わるため、水中で起こる緊急事態に対処できる体力や健康状態が必要です。 　このガイドラインには、ダイバーに起こりうるすべての疾病や障害を記載しているわけではありません。しかし、よく見受けられる医学的問題については記載してあります。少なくとも、ここに示す疾病や病態についてはないことが望ましいと考えます。 　また、他のマリンスポーツやレジャーと同様に、障害を起こしうる危険率を数学的な確率で示すことはできません。起こる死亡あるいは障害の危険性は、医学的な経験と生理学的な観点による予測からしか判断できません。 　以下のガイドラインには、危険な疾患について、「危険性が高い状態」、「相対的に危険な状態」、「一時的に危険な状態」という区分で分けてあります。 　「危険性が高い状態」とは、潜水障害に陥る危険性が、一般人と比較して明らかに高いと考えられるものです。生命の危険を伴う疾患、バディー（一緒に潜水するダイバー）の生命を脅かす疾患、減圧障害のリスクを高める疾患などです。 　「相対的に危険な状態」とは、潜水障害に陥る危険性が一般人と比較してある程度以上高いと考えられるものです。身体的（運動または精神的な）能力低下をきたしている疾患、減圧障害を診断する上で紛らわしい疾患、ダイビングにより誘発される可能性がある疾患、程度（重症度）によっては、危険性が高い状態にあてはまる疾患などです。ダイビングを行う際は、危険性についてよく理解した上で、ダイビング中の過負荷やリスクを十分に減らす必