手引き-横須賀市.docVIP

横須賀市選挙管理委員会 横須賀市明るい選挙推進協議会 もくじ １ 選挙のたいせつさ ２ 選挙のながれ （１）選挙期日（投票日）等の告示 （２）立候補の受付準備 校内演説用標旗（のぼり旗） ポスター掲示場 運動員腕章 （３）立候補の受付 立候補受付会場 選挙運動道具の交付 (４) 選挙啓発活動 校内放送の利用 横断幕やポスターの作成 （５）選挙運動 校内演説 ポスターの掲示 校内放送 選挙公報 演説会 （６）投票 選挙人名簿と投票所入場券 投票所 投票の方法 （７）開票 はじめに 　この手引きは、民主主義の基本である選挙を楽しく理解していただくために、実際の選挙に近い形で学校の生徒会役員選挙を行ってもらえるように作成したものです。 　これからの学校選挙の参考にしていただき、少しでも役立てば幸いです。 選挙のたいせつさ 　国の政治に、国民が参加して、国民の意思によって政治が行われることを民主主義といいます。これは主権が国民にあるということであり、国の政治を決定する最高の権力が、国民にあるということです。 　民主主義の基本的な形態は、議会を通じて政治に参加する間接民主主義制（代議制）をとっています。 　間接民主主義制（代議制）とは、選挙によって代表者を選出し、その代表者が政治を行う制度であり、ここに選挙の重要性があるのです。従って、選挙が正当に行われ、代表者として最もふさわしい者が選出されることが、民主主義を発達させる“かなめ”でもあるのです。 　わが国の憲法では、次の原則を設けることにより、民主主義の精神を選挙において実現することとしています。 普通選挙主義 納税額などによって選挙権に差別を設けない 平等主義 平等に一人一票 秘密投票主義 誰が誰に投票したかわからないようにする 直接選挙主義 住民が直接選挙する 選挙のながれ （１）選挙期日（投票日）等の告示 　告示とは、広くみなさんに知ってもらうために必要な事柄を、掲示板などを利用して文書で知らせる方法をいいます。（公示という言い方をする場合もあります。）一般の選挙では、選挙期日（投票日）、投票の場所、投票用紙の様式、開票の場所や日時などを決められた日にそれぞれ別々に告示します。 　しかし、学校の選挙では、全てを一般の選挙と同じように告示することは、不都合な場合があると思いますので、なるべく簡単でわかりやすい方法をとりましょう。 　例えば、一般の選挙では、立候補の受付は選挙期日を告示した日の１日間だけですが、学校の選挙の場合はあらかじめ立候補者を選び出す期間が必要ですから、告示を立候補の受付日の数日前に行う方法が良いでしょう。 （告示の例） （２）立候補の受付準備 学校選挙管理委員会では、立候補の受付日までに次の準備が必要です。 校内演説用標旗（のぼり旗） 　一般の選挙では、選挙運動期間中、立候補者が街頭に立って政策等を訴え支持をお願いする時に必ず揚げなければならないのが、この標旗（のぼり旗）です。学校選挙では、次のように準備します。 （校内演説用標旗の例） ポスター掲示場 　横須賀市の選挙では、選挙管理委員会が決めた場所にポスター掲示場を設置し、 その掲示場にしか選挙運動用ポスターを貼ることができません。 　学校選挙の場合、あらかじめ掲示場所を何個所か決めて、そこに貼らせるか、ポスター掲示場所を設置しない場合は、ポスターの枚数規制という選挙のルールを理解するため、ポスター証紙を作成して選挙管理委員会が決めた枚数以外のポスターを貼ることができないこととします。証紙のないポスターは、違反となります。 運動員腕章 　候補者の運動員（応援者）が、選挙運動を行うとき必ず付けなければなりません。 （３）立候補の受付 立候補受付会場 　立候補受付会場は、下の見取り図のように準備します。 入 口 出 口 選挙運動道具の交付 　１人の候補者につき、選挙に必要な交付物品として、次のような物があります。 ?校内演説用のぼり旗 １枚 ?ポスター用紙及び証紙 認めた枚数