地球温暖化[精选].ppt

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 温室効果ガスの作用機構 ガスなしの状態 赤外線を吸収したガスからの赤外線（熱線）の放出 地表 放出は四方に起こるから、1/3 は再び地表にもどる 地表に到達する太陽エネルギーは約半分 温室効果ガス ＝熱線 説明は次スライド * 温暖化ガスの温室効果 ● 太陽からの放射エネルギーの 半分 が地表に到達 　→　地表を温める　 ● 地表は熱を赤外線として放射　→　 CO2などが赤外線を吸収　→　赤外線を再放出 ● 地表からの赤外線：　全て宇宙へ ● CO2分子などからの赤外線：　四方に向かう　→　約１／３は地球に再び戻り地表を温める ● CO2などの濃度が高いほど、地表の熱が宇宙に逃げにくい ● 地球大気の温室効果：　約 33 ℃気温上昇　→　適度の温室効果は生物の生存に必要　←　温室効果がなければ気温-18℃ * 温室効果ガスの作用機構(2) （環境省HPより） 種々の波長の電磁波が地表に到達 長波長の電磁波が地表から放射 温室効果ガスにより一部が地表へ帰され気温を上げる * 温室効果ガス ● 温室効果ガス：　以外に、メタン、N2O、ＣＦＣ、対流圏オゾン　など 　　→　 全体の１/３程度の影響 （CO2 が ２/３） ● メタン：　天然ガス、石炭、湿地、水田、草食動物の胃、シロアリ　； 温室効果がCO2 の 20 倍　→　燃やして CO2に変えた方が影響小 ● シベリアに多量のメタンハイドレート　→　温暖化で凍土が融ける　→　メタンが大気中に放出　→　温暖化を促進　→　温暖化で凍土が融ける ● CO2 、メタン、N2O の排出抑制は困難　→　最も難しい環境問題 　　→　省エネルギ－技術の開発、代替エネルギ－の開発、 　　　　省エネルギ－の実行、森林破壊の抑制 ● 地球温暖化は元に戻せない変化（通常の大気汚染物質との違い） * 温室効果ガスの濃度の増加 フロン-11 先進国では使用禁止 燃焼、腐敗 メタン発酵（畜産） メタンハイドレート 農耕 * 温室効果ガスの寄与割合 産業革命以降人為的に排出された全世界の温室効果ガスの地球温暖化への寄与度(1992年) 日本財団図書館HP(/seikabutsu/2001/00511/contents/00006.htm）より 日本が排出した温室効果ガスの地球温暖化への寄与度(1993単年度) * 砂漠化と土壌浸食 ●砂漠化の進行：　６百万ヘクタ－ル（四国と九州の合計面積） /年；　陸地の 2/3が砂漠と半砂漠 ●砂漠化のプロセス：　表土が雨や風で消失　→　粗い粒子だけになる 　（ ５cmの表土は厚さ５mmの水層に相当） ●南太平洋のイースター島（例）：　森林の伐採　→　表土の流出　→　短い草だけ（1 cmの良質の表土をつくるには百年～数千百年かかる） ●砂漠化の原因：　人為的要因（近年の砂漠化の 80-90% ）と自然的要因 ●人口増加　→　薪の需要増　→　森林消失　→　過放牧　→　草もなくなる 　→　土壌浸食　→　地下水減少　→　土地の生産力低下 ●木炭：　薪よりも運搬が楽；　エネルギ－は薪の半分 ●土壌劣化の原因：　①水による浸食　②風による表土浸食；　③塩害 ●塩害：　灌漑で地下水位上昇　→　地下水が毛細管現象で地表へ　→　塩類が地表に　→植物生育不可 ●地球温暖化　→　水蒸発量増　→　砂漠化促進　→　耕作地面積減少（1980 年代半ばより） * 砂漠化の現状 環境省HPより * 百年後の流出率の変化 流出率： 雨水が土壌に留まる指標； 値が大きいほど土に水が蓄えられる。減少＝乾燥化。 灌漑と水不足 面積縮小 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 地球温暖化 考えてみること (1) 温暖化の現状と予測 (2) 温暖化の原因 (3) 温暖化の結果 (3) 温暖化防止対策 ＝ エネルギー消費の抑制 最も重大で、最も解決困難な地球環境問題 平均気温の上昇（ 2100年） （国土省HPより） 環境省HPより 地球のほとんど全ての地域で気温が上昇する。特に高緯度、北半球で。 コンピュータ シュミレーションの検証： 過去の事実に合うか？ * 百年後の日本の平均気温上昇 2100年には、日本の年平均気温が2-4℃上昇。東京の気温が現在の鹿児島市の気温へ。（気象庁；05/10） * 地球の気温は本当に上昇しているのか？ 産業革命 * 世界と日本の平均気温の変化（気象庁、05） 気温上昇は事実？ ２０世紀後半からの温暖化は、ほとんどが人間の営みによって出るＣＯ２