平成17年度病理学(第2病理)试験问题.doc

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平成17年度病理学(第2病理)试験问题

平成17年度 病理学(第2病理)試験問題 I.炎症の四徴を記載し、それぞれの特徴の原因、病理組織学的所見についてのべよ。(10点) II.創傷の治癒のメカニズムを組織病理学的に記載せよ。(10点) III.早期胃癌と進行胃癌の違いを記載し、進行胃癌の肉眼分類について病理学的に記載せよ。(1O点) IV.M3の白血病の病理学、細胞学的な特徴を記載し、原因、治療法について述べよ。(10点) V.以下の(1)から(20)の設問で正しい文章の組み合わせを選択し、記号で答えよ。(各3点、計60点) 組み合わせの選択肢 1. a, c, d   2. a, b   3. b, c   4. dのみ   5.全て (1)病理組織学技術などについて a.免疫染色における代表的なマーカーとして、上皮系マーカーはケラチン、間葉系マーカーはビメンチン、神経系マーカーはS-100タンパク質、リンパ球系マーカーはB細胞ではCD20、T細胞ではCD3がある。 b.悪性腫痩の切除手術の場合、術中迅速診断では、切除断端における悪性腫瘍の有無の判定が重要である。 c.細胞診では主としてHE染色、組織診断には主としてPapanicolaou染色が用いられる。 d.病理医が行う剖検は、医療過誤が疑われた場合には、刑事訴訟法に基づいて行われるため、その施行においては、事件性の有無が問題であり、遺族の承諾は必要ない。 (2)癌遺伝子の歴史にいて a.最初の腫瘍ウイルスは1911年、Rousによってニワトリに肉腫を生じさせるろ過性病原体として発見された。 b.癌遺伝子産物は、細胞の増殖を制御する蛋白質が変異したものである場合が多く、現在ではチロシンキナーゼが活件化されるその下流でRasなどのGTP/GDP交換反応を促進する低分子量G蛋白質が活性化されることが知られている。 c.1960年Hanafusaによってvirusから見出された世界最初の癌遺伝子srcはの翻訳産物は、タンパク質のGTP/GDP交換反応を促進する。 d.1980年Weinbergは、ヒト膀胱腫瘍からDNAを抽出し、マウスの線推芽細胞内へのトランスフェクションした。その結果、得られた癌遺伝子はHarvey肉腫virusが持っていた遺伝子と同一であった。この遺伝子の翻訳産物はMYCタンパク質ともよばれ、チロシン残基をリン酸化する酵素である。 (3)循環障害 a.いわゆるeconony class syndromeでは、過凝固状態となっており、心筋梗塞を発症する頻度が高い。 b.塞栓症には血栓塞栓症、脂肪塞栓症、空気塞栓症、羊水塞栓症などがあるが、分娩時に起こりやすいのは脂肪塞栓である。 c.肝硬変患者では肝臓での蛋白産生量が低下するため、血中蛋白量が増加して、全身の浮腫が生じることが多い。 d.浮腫状態は組織中に体液が貯留することであるが、比重が1.015以上、蛋白含有量が4%以上であるのは、滲出液であり、逆に比重が小さく蛋白含量が低いものは漏出液である。 (4)エキノコックスについて a.エキノコックスには多包虫と単包虫の2種類が知られるが、北海道で多いのは単包虫症である。 b.エキノコックスの最終宿主はキツネなどであり、ヒトは中間宿主である。ヒトは最終宿主から排泄された虫卵を経口摂取することによって主として肺に感染が起こる。 c.肉眼所見?組織所見柱特徴的であって、肉眼所見では多数の腫瘍の形成が見られる。組織では、膿瘍は凝固壊死で、その中に多数のシストが認められる。シストを囲むクチクラ層はマッソントリクローム染色で赤紫色の陽性像を示し、診断に重要な所見となる。 d.臨床的には、感染後10年以上の潜伏期を経て、肝腫大、腰痛、黄疸、貧血、発熱、腹水貯留症状を呈する。画像上石灰化が認められる場合が多く、初期の診断には重要な所見である。 (5)感染症 a.サルコイドーシスは若年成人の肺門リンパ節腫大として発見される場合が多いが、その病理組織像は乾酪壊死、類上皮型肉芽腫がみられることから、結核との鑑別にはZiehl-Neelsen染色によって、結核菌の有無の確認が必須である。 b.EBウイルスは、幼小児期に初感染したときは大半が不顕性感染に終わるが、若年期?思春期に感熟すると約半数に悪性リンパ腫が起こる。また、その感染経路ゆえにkissing diseaseともよばれる e.伝染性単核球症の病理所見は悪性リンパ腫に酷似していることから、病理生検に出す前にまず血清学的検査を行い、IgE型の抗EBV抗体価の上昇を確認することが重要である。 d.結核の病理所見としては、乾酪塵死,類上皮型肉芽腫がみられ、ラングハンス型巨細胞の出現が特徴的である。 (6)歯原性腫瘍について a.

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