食の安全安心のための政策大綱.pdfVIP

参考資料３ 食の安全?安心のための政策大綱 （平成１５年６月２０日 農林水産省食の安全?安心のための政策推進本部決定） 『食の安全?安心のための政策大綱』 目 次 １ 政策展開の基本的考え方 ?????????????????????????????? （1）消費者?生産者など関係者の意見を反映した施策づくり （2）食品の生産から消費まで全体を考えた総合的施策づくりと確実な実施????????２ （3）生産者?事業者による安全?安心な食品供給の促進 （4）的確な危機管理 ２ 政策の展開方向 （1）新たな食品安全行政に対応するための体制の見直し?強化 ① 関係行政機関との密接な連携による食品 ⑤ 国際機関、主要国との連携 ???????????????????????? ???????????????????７ （2）産地段階から消費段階にわたるリスク管理の確実な実施 ① 産地におけるリスク管理の推進 ??????????????????????????????????????７ ② 生産資材の適切な管理?使用の推進 ????????８ ④ 食品の安全を確保するための調査?監視の強化??????????????? ???????????? （3）消費者の安心?信頼の確保 ① 表示の適正化 ??????????????????? ③ 食育の推進 ?????????????????? ④ 産地と消費者の信頼を深めるための取組の推進 ???????????????????????14 (4)食の安全?安心を確保するための環境保全の取組 (5)研究開発の充実???????????????????????????????????????????? - 1 - 「食の安全?安心のための政策大綱」は、農林水産省が、国民の健康の保護を最優先と した政府全体の新しい食品安全行政に的確に対応するための指針としてまとめたもので す。 農林水産省は、食料?農業?農村基本法に基づき、食料自給率の目標などを定めた食 料?農業?農村基本計画にしたがって、良質な食料の安定供給などに取り組んでいます。 今後、さらに、「消費者の視点に立った安全?安心な食料の安定供給」こそが農林水産業 の発展につながる、「安心」と「信頼」を確保するためには施策づくりへの国民の参画が今ま で以上に重要であるという意識改革を徹底します。そして、この大綱にしたがって、食の安 全?安心のための取組を強化します。 １ 政策展開の基本的考え方 政府は、BSE問題などを教訓として、国民の健康の保護を最優先として食品の安全の確 保に取り組むため、食品安全基本法を制定しました。また、食品に含まれる化学物質など 健康に悪影響を及ぼす要因についての科学的な評価（食品健康影響評価）などを行う食 品安全委員会を新たに設けます。 食品安全基本法では、 ① 人の健康に及ぼす影響についての科学的な評価を行い（リスク評価）、 ② 科学者、消費者、生産者、事業者、行政などが互いに情報や意見を交換しながら （リスクコミュニケーション）、 ③ 行政がこれら関係者と協力して、健康に重大な悪影響が生じないようにリスクを抑え る対策を決定?実施する（リスク管理）、 いわゆる「リスク分析」手法を導入しています。今後、この法律にしたがって、政府が一体と なって食品安全行政に取り組みます。そのなかで、新しく設けられる食品安全委員会がリ スク評価を行い、農林水産省や厚生労働省などが分担?協力してリスク管理を担当します。 また、食品安全行政は、国民の健康の保護を最優先に取り組むことはもとより、行政や - 2 - せん。 このため、農林水産省では、食の安全?安心を確保するための体制や施策を総合的に 見直します。新しい体制?施策のもとで、生産