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久留米大学特許活用情報紹介 公開特許№ 016 タ イ ト ル 放射線治療装置の精度管理用カセッテ及び精度管理方法 技 術 分 野 利 用 分 野 ?適 用 可 能 分 野 情 報 メ モ 食品?バイオ 医療 別紙資料： 有 無 化学?薬品 医療機器産業（放射線治療） サンプル： 有 無 その他（　　　　　　　　　　　　　） FILMメーカー（カセッテ） 見 学 ： 可 不可 そ の 他 ： 提 供 特 許 情 報 （ 出 願 番 号 等 ／ 出 願 日 ／ 出 願 人 ） 関 連 特 許 番 号 出願番号：特願2006-222789 出願日：2006年8月17日 発明の名称：放射線治療装置の精度管理用カセッテ及び放射 線治療装置の精度管理方法 出願人:学校法人久留米大学 目 的 ? 効 果 ? 特 徴 【目的】 定位放射線治療（放射線を数回に分け照射することで、病巣部へ多方向から集中的に照射）等の外部照射に用 いるリニアック（直線加速装置＝単線源方式放射線装置）における、病巣部照射位置へより高精度にかつ簡便に 照射するための、当該装置における照射位置（回転における3軸）の決定方法、精度管理方法および使用機材を 提供する。 【従来技術（Ｘ線フィルムでのスターショット解析法）の問題点】 １）フィルムの弾性が大きいこと、暗室操作を余儀なくされ、正確な位置（回転中心（アイソセンタ）とフィルム中心 のずれによる）決めが難しく熟練を要する。 ２）繰り返し使用ができないことから、煩雑作業となる。 【特徴】 　輝尽性蛍光体プレートの潜象退行現象をスターショット解析法に応用し、高精度な照射位置の決定を簡便かつ 熟練を必要としなく容易に行うことを可能とした。加えて繰り返し使用可能な部材を用いることから、経済的に実施 することを可能とした。 技 術 概 要 輝尽性蛍光体プレートを収容したカセッテを用いて、スターショット画像をＸ線フィルム法と同様に撮影し、カセッ テ中心部の穴を開けた表面部分に対し、自然光で輝尽性蛍光体プレートの中心にフェーディング現象を起こさ せ、スターショット画像上に、基準点を写し込み、その中心点（外部レーザー光の交点）とスターショットの中心（交 差）点（＝アイソセンター）とのずれを測定することで、正確に照射位置を決定する。 本プレートは、暗室での操作を必要としないこと、弾性による歪みも少ないことから、従来法に比較して高精度且 つ簡便に決定することができる。 図 ?特記事項 ?その他