Relaxationphenomenonofmagneticplasmaflowinadrifttube.pdfVIP

4aD31P 磁束保持管中の磁化プラズマ流の緩和現象 Relaxation phenomenon of magnetic plasma flow in a drift tube 田澤仁康，小石章太郎，板垣宏知，浅井朋彦，高橋努，平野洋一，小口治久A 日大理工 産総研A Hiroyasu Tazawa, Shotaro Koishi, Hirotomo Itagaki, Tomohiko Asai, Tsutomu Takahashi, Yoichi Hirano, Haruhisa KoguchiA Nihon University, AISTA 磁化プラズマ流入射によるポロイダル電 流駆動の実証実験が産業技術総合研究所の 大型逆磁場ピンチ(RFP)装置TPE-RXにおいて 実施された。この結果、磁化同軸ガンにより 生成される磁化プラズマ流をRFPへ入射する ことで、磁気ヘリシティおよび粒子の供給効 図２ ドリフト管及び磁化同軸ガン装置図 果などの大域的な影響が確認された。観測さ れたこれらの現象について、ヘリシティ入射 磁化同軸ガンは、２つの円筒電極間でガス 効率やフラッ トトップ時におけるリサイク 放電を行い、環状プラズマを生成して、これ リング量の変化などを検証するためには、生 を加速し噴射する一種のプラズマ加速装置 成された磁化プラズマ流の磁場構造や密度 である。 分布、さらにRFPの応答について詳細な計測 この実験では、まずバイアス磁場を印加後、 が必要である。本研究ではこれらの効果につ 種プラズマを生成するため、電極間に高電圧 いて検討する材料として、持続保持管として (?７kV)で短いパルス(?１０μs)を印加し， はたらく，金属製ドリフトチューブ内での磁 その後、図１のような比較的長パルスの放電 化プラズマ流の緩和現象を実験的に把握す により磁化したプラズマ流を生成?加速しド ることを目的としている。 リフト管へ入射?移送する。この時、生成さ れるプラズマは偏長なスフェロマック配位 を持つものと考えられており，これが入射対 象となるトーラスに磁気ヘリシティや粒子 を供給する。このため，磁化プラズマ流入射 によるヘリシティや粒子の供給効率を評価 するためには，磁化プラズマ流の金属ドリフ ト管領域における挙動やヘリシティの輸送 効率を把握する必要がある。本研究では，こ