画像医療システム等の導入状況と安全確保状況に関する調査報告書.pdfVIP

第7回 画像医療システム等の導入状況と 安全確保状況に関する調査報告書 （概要） J T はじめに （祉）日本画像医療システム工業会（以F「」11む1」という）は、平成20年11月から12月に かけて「第7回画像医療システム等の導入状況と安全確保状況に関する調査」を実施し ました。 この調査は、平成19年暮れに続いて7回目として実施したもので、従来は5年間隔で 継続調査として実施してきましたが、近年の画像医療システムを取り巻く状況の変化に対 応して、毎年の調査として実施しています。 二二でご提供する資料は、概要版として、調査結果の中から安全性確保に関係する項 目をピックアップし蓋したので、ご一読ください。 1．調査事業の概要 ．川ミAは、21年前の昭和凪いト198R勾三）から「医療機器の導入実態調査」を継続的に実 施しており、医療施設での機器い導入?使用の状況と保守点検を含む安全性確保の状況 把握や、．流通状況などから産業界の行動指針の検討、企業全体の技術水準の向上、社 会ニーズに沿った医療画像診断機器?システムの開発方向性の探求、安全性、標準化の 基礎資料などに使用し、医療機豚童某び）振興に寄与する削勺で実施しています。 近年、．特に注目されている医梗機器の安全点検および安全性確保に関しては、平成 19年4月1日に厚生労働省が施行した！改正医療法（良質な医療を提供する体制の確 立を図るための医療法の一部を改正する法律）」の■二1」で、「（1）医療機器安全管理責任者 の設置」、「（2）従業者に対する医療機器の安全使用のための研修の実施」、「（3）医療機 器の保守点検に関する計画の策定及び保守点検の適切な実施」、「（4）医療機器の安全 使用のために必要となる情報の収集その他の医療機器の安全使用を目的とした改善の ための方策の実施」のノ1点が医撞機関の義務として明文化されました。 」11も1は、従来から「研究?開発?生産?販売?使用」の各フェーズにおける諸々のハード ／レ角柑ミに努力し、医療機器の「他用」のフェーズにおける「使用?保守管理（性能?安全性 び）維持）?廃棄」が適切な行為として、経済的に裏づけされて運用されるよう、その実現に 向けた活動を重要な柱として位昭付けています。 今回の「画像医療システム等〃）導入状況と安全確保状況に関する調査」も上記活動の －一環として実施されたもので、過去の調査に比して特に保守?安全管理の調査項目を充 実させて実施しています。 2．調査の方法?設問内容 この調査は、全国の医療施設を99床以下、100～299床、300～499床、500床以上の 4つの病床群別に分類し、その中から無作為に抽出した1，000病院の技師長様宛にアン ケート用紙を郵送し、得られた回答を集計?分析して報告書としています。 報告書は、設問内容が全部で42項目、調査対象機音別ま総数54機種と過去の調査よ り充実し、従来から行ってきた単純集計、医療施設の設置主体別クロス集計、病床数別ク ロス集計に加えて病院機能別クロス集計を行った結果、A4サイズの報告書で920ページ を超える膨大な資料となりました。 このため、報告書は概要説明と単純集計の約80ページ分を冊子印刷とし、残りのクロス 集計を収録したCDrROMをこの冊子に添付する形式で発行しています。 なおJIRAでは、同報告書を希望者に頒布予定ですので、JIRAのホームページ 〕：／／′ww＼＼′ 1、a【Ilet．01’ 〕）内の「刊行物」をご参照ください。 3．調査結果 3－1．平均買い替え年数 「Ⅹ線CT装置」、「血管撮影装置」、「h′眼Ⅰ装置」、「核医学装置」、「粒子加速装置」、 「超音波装置」「CR画像処理装置」の主要7機種の平均買い替え年数＝使用期間は、 “11．2年”となり、第4匝］調査から10年の大台を超えた長期使用の傾向が、ついに11年 を超える結果となっています。（5ページの「平均買い替え年数」をご参照ください。） 国民が安心して検査?治療を受けるためには、長期使用の装置ほど装置の性能?安全 性を確保する日常の安全点検と