茨バス協だより barakibus.or.jp.pdfVIP

茨バス協だより ◎ねんりんピックバス輸送について 本年１１月１０日（土）から１３日 （火）までの間、県内において、全国の６０歳以上 の方々を中心とするスポーツ、文化、芸術の祭典である「ねんりんピック茨城２００７」 が開催されます。１０日の笠松運動公園での開会式をはじめ、県内各地での競技が予定さ れておりますが、全国各地からご参加いただく皆様方にとって本大会が心温まるものとな り、目的が十分達成されますようバス輸送の面から、協会員総力挙げて対応することとな っております。 ◎飲酒運転事案について １４年７月にバスの飲酒運転事案が発生し、以来、バス協会として「飲酒運転防止対策 マニュアル」により再発防止対策を執ってきましたが、その後も２３件の事案が発生。過 去の事案は、運転者が運行管理者の目をくぐり抜けて発生したものが多く、１８年度は、 運行管理者自身の不適切な点呼により発生した例が目立ちます。アルコールチェッカー等 の適正な活用を図り、今後とも、運行管理体制の徹底と統一した取扱いが出来るよう研修 等を実施して対応に誤りの無いようにして行く必要があります。 ◎国民保護法について 茨城県バス協会は、武力攻撃事態等による国民の保護のための措置に関する法律?国民保 護法?の規定に基づく指定地方公共機関として茨城県知事から指定を受けております。 指定地方公共機関は、武力攻撃事態等において、国民の保護に関する業務計画で定める ところにより、業務の範囲内で必要な措置を実施することとなっております。業務計画で は、都道府県の計画に定める基準に基づき作成することとなっているため、この度、茨城 県の指導 を得 ながら茨城県バス協会の国民保護に関する業務計画を作成しました。 バス協会として行うことは、基本的には有事の際、国に事件、テロ等があって国民の避 難等を行う必要があるときに、バス輸送の協力を会員にお願いすることな どであります。 会員におかれては国民保護計画の内容 をご理解 いただき、計画の実施につきましてご理 解? ご協力をお願いいたします。 ◎道路運送法車両の保安基準の「非常信号用具の取付位置の見直 し」について バスの非常信号用具 を備え付 ける位置を、これまでの「運転者席 または運転者の乗降口 において直接確認できる箇所 に備え ること。」に加 えて、ラベルを貼付すること等により、 当該格納場所を明確にした場合 は、 ドアポケ ッ ト、グローブボ ックス等に備え付 けても良 いこととなりました。 ◎平成１ ９年度茨城県交通安全県民運動について この度、「茨城県交通安全県民運動推進要綱」が制定され、１ ９年度は、この要綱 により 取り扱われることとなりました。春 の交通安全運動についても、今 回は、統一地方選挙の 実施時期の関係等で ほぼ １ヶ月遅れの ５月１１日から２０日までに行われることとなりま したが、運動期 間前の４月の児童 な どの入学期 には、慣れない学童の道路横断等があるた めに、運転にはさらに細心の注意 を払 うことが必要です。乗務員教育 の徹底をお願いいた します。 ◎京都御所付近 の駐停車違反取締 りについて 会員事業者、数社 が運輸支局から呼び出しを受けています。理由は、最近 における京都 市内の駐車違反取締 りの強化等により、 当協会の会員バスが道路交通法違反 により摘発さ れ運輸支局からも注意 を受けるという事例が発生しております。駐車場等の確保について は、事前に十分に調査 し、違法駐停車等の無いよう対応されることが必要です。 ◎国土交通省 と労働基準監督機関等との連繋強化について 従来の、国土交通省が行う監査 を通 じての労働基準法および改善基準等についての違反 の都道府県労働局への通報 に加え、最低賃金法違反 の疑いがあると認 められた場合 にも通 報する制度となりました。また、新 たに旅客 自動車運送事業従事者の適切な労働条件を確 保するため、社会保険および労働保険への未加入状況 について、地方社会保険事務局又は 都道府県労働局への通報制度が創設 されました。 ◎新バ リアフリー法に伴 う聴覚障害者対応について １８年１２月に新バ リアフリー法が施行。新たに導入 される路線バスは、聴覚障害者の 筆談具 の備え付 け及びその 旨の車内表示 が義務づけられました。車内表示 の様式について は、現在、国で検討 中ですが、日本バス協会では当該様式が決まり次第、全国の路線バス