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「家庭教育」は教育の原点！ ～上手なほめ方～ 先月、参加したある社会教育講演会でも話題になっていたことです。最近（けっこう以前 から‥）子どもに迎合して、叱ることをしない親が増えているように感じます。中学生や高 校生になって急に叱り始めても、子どもには通じません。子どもはよくなりません。子ども が叱られることを拒絶して、指導したことがその子に受け入れられないからです。 幼児の頃から、上手にほめたり叱ったりして、「ほめる?しかる」を受け入れることがで き、善悪の区別をはっきりつけられる人間にしなければなりません。 未発達の子どもに物事の善悪や価値観、また、人としての社会的ルールを教える手法とし て「ほめる?しかる」は、とても効果的です。誰だってほめられれば気持ちはよくなるもの です。でも、何でもほめればいいというものでもないでしょう。小学校低学年の時には、多 少の「おだて」でもほめることによって自信を持たせ、よい行為をさらにすすめる基になり ます。しかし、高学年になってくると、「おだて」は子どもに見抜かれてしまいます。子ど も自身がほめられるべき行為をしたときこそ、しっかりほめるべきだと思います。 子どもをほめるときの基準、心しておきたいことは次のようなことだと思います。 子どもがよいことをしたときに、ほめると同時にご褒美に物やお金を与える親もいるそう ですが‥ いつもご褒美をあげていると、子どもはご褒美ほしさにひとめのあるところでよ いことをしようと、大人の顔色を見るような人間になってしまうのではと心配します。 学 校 だ よ り 第 ２４ 号 相生市立双葉小学校 平成 28年 12月 19日 校 歌 よ り ① 必ず具体的な行為をほめること。 （何をほめられているのか分からないほめ方はだめ！） ② 何かができた結果だけでなくて、途中の努力もほめること。 （このことが本当に大切なことです。） ③ 他の人のために役立つことをしたとき、ほめること。 ④ 両親（家族）が同じ考え方でほめること。 （母親がほめているのに、父親が「なによ、そのくらいのことで、 大げさね。」などと言えば、子どもも母親も立場がなくなる。） 「優しさ」と「甘さ」は違います。「甘さ」だけで育てた子は、大きくなって厳しさに耐 えることのできない人間になるのではないでしょうか。 これからの「知識基盤社会」【（平成 17 年の中央教育審議会答申「我が国の高等教育の将 来像」で示された言葉で、21世紀は、いわゆる「知識基盤社会（knowledge-based society）」） の時代であると述べています。「知識基盤社会」とは、「新しい知識?情報?技術が政治?経 済?文化をはじめ社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要性を増す社会」で あると定義しています。）】では、子どもたちは厳しい国際的な競争社会をたくましく生き抜 く「生きる力」（変化の激しいこれからの社会を生きるために、健やかな体?豊かな心?確 かな学力の体?徳?知をバランスよく育てることが大切です。）が必要ですね。 ◇校内マラソン大会 入賞者◇ ～その１～ ３年女子 ３年男子 １位 熊谷 結菜 5′31（新） 袖山 敦司 5′55 ２位 尾川 円香 6′14 猪澤 瑠海 5′59 ３位 川淵 美和 6′21 西山 愛琉 6′03 ４位 北岡 朱莉 6′26 菅 央希 6′10 ５位 高橋 莉央 6′29 小宮 光樹 6′12 ６位 中田 るな 6′35 横家 悠真 6′17 ４年女子 ４年男子 １位 野村 凪穂 6′11 立岩 典大 5′42 ２位 平野 佐奈 6′26 黒谷 晴人 5′43 ３位 藤林 美咲 6′33 安黒 櫂海 5′44 ４位 矢野 樺恋 6′38 大森 弘太 5′46 ５位 小西 美穂 6′44 稲垣 敬介 5′54 ６位 金城 杏奈 6′45 田路 櫂 6′03 １年女子 １年男子 １位 榮藤 さくら 4′56 八戸 陽斗 4′38 ２位 大塚 虹子 4′58 難波 愛叶 4′48 ３位 立巳 優里菜 4′59 冨士田 秀悟 4′53 ４位 住田 若葉 5′11 岡 勇吹 4′59 ５位 濱野 杏 5′15 田路 敬 4′59 ６位 谷口 青飛 5′16 南條 芯 5′00 ※ 学校だよりは、校長執筆です。