家庭教育学級生用家庭教育学級開催マニュアル（抜粋）.pdfVIP

家庭教育学級生用 家庭教育学級開催マニュアル（抜粋） 家庭教育学級をはじめるにあたって、何からはじめ、何をどのように手がけたら いいのか、その手順について、順をおって説明します。 １．目的の理解 参加者が必要性?目的を理解する 家庭教育の重要性を再認識し、その充実を図るため、子どもを持つ保護者の学習と 交流の場として、家庭教育学級を開催することへの共通理解を図る。 ２．組織と担当者 企画?立案、運営の役割分担をする 〈担当例〉 家庭教育学級長 ： 学級の総まとめ、学校や担当公民館との調整 家庭教育学級主事 ： 学級生への連絡調整 学習係 ： 講師交渉、講師依頼、講師の申出書と旅費内訳書の提出 広報係 ： チラシ、案内づくり、配布 記録係 ： 計画書と報告書の作成、提出、当日の出欠 会計係 ： 学級の会計 ※新しい方が参加しやすい運営を心がけてください。 ３．企画?立案 （１）企画連携会議への参加 家庭教育学級は、保護者の皆さんの活動を学校と公民館が側面的に支援し行います。 企画連携会議では、家庭教育学級代表者と学校、担当公民館、中央公民館の家庭教 育学級の関係者が交流し、家庭教育学級の目的の共通認識を図ります。 時 期 …１月中旬～２月上旬 ※学級生や学校の要望で次年度の 4 月以降に開催することもできます。 参 加 者 …家庭教育学級の代表（学級長以外の方でもかまいません。） 内 容 …各家庭教育学級の活動報告?事例紹介 各家庭教育学級の今年度の成果と次年度に向けた課題 次年度の事業計画 そ の 他 … ①活動内容がわかるチラシや報告書があれば、当日、３０部御持参ください。 ②企画連携会議までに年間の活動が終了している場合、報告書を御持参ください。 ③学校が連携した合同開催の提案や、他の活動内容の紹介、企画?立案についての 助言をしてもらうこともできます。 ④中央公民館バスの利用希望の有無や、希望時期を担当公民館に申し出てください。 ⑤次年度の学級の窓口になる方は、担当公民館職員に連絡先等をお知らせください。 （２）大まかな計画の検討 家庭教育学級の名称（例：おひさまサークル?子育てセミナー等）や、開催時期、時間、 回数を決めます。 ※講座１回あたり２時間程度を目安にし、予算内での計画になるようにします。 ※講師の旅費と随行職員日当?消耗品費と印刷製本費以外は、予算の流用はでき ません。 ※講師の交通費は、公共交通機関を利用する費用を市の規定により算出して支払わ れ、学校の地域により額が異なります。 ※需用費の消耗品費の額は、学校規模により異なります。 ※消耗品費?印刷製本費?役務費の購入と支払いは、全て担当公民館が行います。 （３）学習内容について まず、どのような内容にするか、企画連携会議での話し合いを参考に、学級生同士で、 十分に話し合ってください。 □ 内容 ： 家庭教育学級の重点課題（別添）を参考にしてください。 □ 合同開催 ： 他校の家庭教育学級や公民館事業、ＰＴＡの事業、授業参観等と 合同開催することにより、相乗効果を狙うこともできます。 □ 他機関の事業 ： 生涯学習スポーツ課の家庭教育事業などをプログラムに 組み込むこともできます。 □ 実践事例集 ： 毎年６月頃発行し、各小?中学校に２部、各公民館に１部備え 付けますので、参考にしてください。 ※ 一部の人だけが楽しめるようなサークル状態にはせず、なるべく全保護者を対象に したプログラムや、土日に開催するプログラムを多く入れ、より多くの保護者が参加で きるようなプログラム作りをお願いします。 （４）学習方法 学習内容を理解するとともに、会員相互の人間関係を深め、家庭?学校における 教育力を高められるよう、各回のバランスをとりながら考えてください。 【学習内容と学習方法の組み合わせの例】 講義と質疑応答 体系的な知識を習得する ワークショップ 態度、意欲の喚起 ロールプレイ?事例研究 共感的な理解の促