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Title
リクール哲学におけるキリスト教思想研究( Abstract_要旨
)
Author(s) 佐藤, 啓介
Citation Kyoto University (京都大学)
Issue Date 2007-05-23
URL /2433/135487
Right
Type Thesis or Dissertation
Textversion none
Kyoto University
―4―
【 2 】
氏 名 佐
さ
藤
とう
啓
けい
介
すけ
学位(専攻分野) 博 士 (文 学)
学 位 記 番 号 文 博 第 408 号
学位授与の日付 平 成 19 年 5 月 23 日
学位授与の要件 学 位 規 則 第 4 条 第 1 項 該 当
研究科?専攻 文 学 研 究 科 思 想 文 化 学 専 攻
学位論文題目 リクール哲学におけるキリスト教思想研究
(主 査)
論文調査委員 准教授 芦 名 定 道 教 授 片 柳 榮 一 准教授 杉 村 靖 彦
論 文 内 容 の 要 旨
本論文は,哲学者ポール?リクールが本格的に解釈学的哲学を導入した1960年代以降における,彼のキリスト教思想の全
体像を解明することを目標としたものである。本論文の研究方法?特色は以下にまとめられる。
(1)解釈学導入以降の彼のキリスト教思想の展開を辿る通史的研究。(2)そうした展開に一貫し,彼のキリスト教思想
全体を牽引する目的と根本概念があるかどうかを検討する本質的構成研究。リクールが積極的に語るのを控える三つの領域
について,創造論,終末論,神論においてそれぞれ主題化する。(3)リクールの思想の解明と同時に,その現代的意義を探
るため,リクール以外の現代フランス宗教哲学の知見と比較し,リクールの思想の問題点を明らかにする。
こうした視点に立ち,第Ⅰ部では,中期リクールのキリスト教思想の成立と展開が論じられる。リクールは自己意識が直
接自己自身について反省する驕りを批判し,「自己意識に対する禁欲」を要求した。また,解釈学的思惟が完遂することも
批判し,「絶対知に対する禁欲」を要求した。このように,二つの自己の驕りに対し謙虚さを要求する二極構造が,中期リ
クールの宗教言語論全体を根底から支えている。そうした構造に支えられ,聖書の解釈によって得られるのが「多中心的自
己」と呼ばれる自己理解であり,その自己像がイデオロギーとユートピアという社会思想と内的連関性を持つことが判明す
る。
第Ⅱ部では,後期リクールの「贈与」論を中心として,彼のキリスト教思想と社会?倫理思想の関係を考える。リクール
は,「愛と正義の弁証法」という視座のもと,キリスト教思想と社会?倫理思想を関係づけている。人間関係に関わる水平
的贈与は,確かに正義の功利主義的側面を批判する愛の命令を提示している。しかし,その極端さゆえ,そのままでは正義
を矯正する現実性を持ちえない。そのため,「何のためでもなく与える」愛を可能にさせる寛大さを養うために,垂直的贈
与,つまり,私たち自身に対する神の愛の贈与を自覚する必要がある。神の贈与に気がつくことで,それまで知られていな
かった神への依存が明らかにされ,相互無関心な関係とは異なるかたちの関係があるということに目を開かされる。その瞬
間「(神によって垂直的に)与えられたから,(水平的に隣人に)与える」という,垂直軸から水平軸への「座標転換」が生
じる。この贈与の経綸の座標転換こそが,愛と正義の弁証法全体を支える結び目であることが解明される。
第Ⅲ部では,リクールキリスト教思想の本質問題を論じる。その際,(a)哲学者であると断りながら何故彼は聖書にかく
も言及するのか,(b)半世紀に及ぶ彼の宗教思想には,通底する思想が存在するのか,という二つの問いを立て,彼の聖
書観の根底にある「満ちあふれの論理」概念を用いて答える。その結果,満ちあふれの論理という概念が,(1)彼の聖書観
を支え,(2)聖書解釈の必要性の源泉となり,(3)聖書解釈学の方法を規定していることが明らかになる。そして,同等性
の論理だけでは解決しえない「悪にもかかわらず」の希望が求められているが故,彼は聖書に言及するということが明らか
になる。その意味で,リクール哲学は最終的には,哲学と非哲学の境に立つ必要があるのである。
さて,贈与の経綸が,世界における自己のあり方,ならびにその自己から生まれる社会に関わる聖書思想の核であったと
するならば,その核の両端にあるのが,「創造」と「終末論」であり,その両端に現われるのが「神」である。これらは,
―5―
リクールキリスト教思想の最核心にある主題であり,第Ⅳ部以降のテーマとなる。
第Ⅳ部はリク
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