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ヤスパースにおける「交わり」と「理性」
ヤスパースにおける「交わり」と「理性」*
“Kommunikation”und“Vernunft”in Jaspers
布 施 圭 司**
Keiji FUSE
概 要
ヤスパースの思想において「交わり」(Kommunikation)が重要な役割を果たしていること
は、よく知られている。「交わり」の概念規定は『哲学』(1932)において詳細になされており、
基本的にはヤスパースの全時期にわたって大きな変更はないと考えられるが、著作により若干異
なる位置づけを与えられていると思われる。特に『理性と実存』(1935)以降に、ヤスパースの
哲学において「理性」(Vernunft)が重要な役割を果たすようになり、『哲学的信仰』(1948)以
降に、実存の信仰が理性を手段とする「交わり的信仰」である「哲学的信仰」(der philosophische
Glaube)として明確な規定を与えられたことは、交わりの概念の変化を内包しているのではな
いかと考えられる。本論考ではヤスパース哲学の展開におけるこのような「交わり」の思想の変
遷を跡づけることを試みる。具体的には、第一に、最初の哲学的主著である『哲学』と、『理性
と実存』以降の主著であり、理性についても詳しく展開されている『真理について』(1947)を
主として参照し、『哲学』および『真理について』における「交わり」の概念と意義を確認し、
両者を比較する。第二に、『哲学的信仰』における理性による「哲学的信仰」の思想の中での「交
わり」の働きについて明確化する。これらの作業を通じて、ヤスパースにおける「交わり」と「理
性」について考察する。
1 はじめに
ヤ ス パ ー ス の 思 想 に お い て 「 交 わ り 」
(Kommunikation)が重要な役割を果たしていること
は、よく知られている。最初の哲学的著作である『哲学』
Philosophie,1932以来、多くの著作で交わりについての
論究がある。『哲学』においては、実存は実存同士の交わ
り、すなわち「実存的交わり」においてのみあることが
強調されている。また、『理性と実存』(Vernunft und
Existenz,1935)以降、理性がヤスパースの哲学の手段
と主張されるようになるが、ヤスパースは自らの理性概
念の規定の一つとして「交わりへの意志」を挙げている。
そして実存にとっての真理が「交わり的真理」(die
kommunikativeWahrheit)であると主張されるように
なる。また、『哲学的信仰』(Der philosophische
Glaube,1948)以降、実存の信仰として主張される「哲
学的信仰」は、他者との交わりを求める信仰とされてい
る。晩年は『啓示に面しての哲学的信仰』(Der
philosophische Glaube angesichts der Offenbarung,
1962)において、哲学的信仰と宗教的信仰の交わりが論
究された。
「交わり」の概念規定は『哲学』において詳細になさ
れており、基本的にはヤスパースの全時期にわたって大
きな変更はないと考えられるが、著作により若干異なる
位置づけを与えられていると思われる。ヤスパースにお
ける「交わり」の意義の変遷は、ヤスパースの理解にと
って重要であると言える。特に『理性と実存』(1935)
以降に、ヤスパースの哲学において「理性」Vernunft
が重要な役割を果たすようになったこと、また『哲学的
信仰』(1948)以降に、実存の信仰が理性を手段とする
「交わり的信仰」である「哲学的信仰」(der
philosophische Glaube)として明確な規定を与えられた
* 原稿受理 平成22年10月1日
** 一般科目
ことは、交わりの概念にも影響を及ぼしたと考えられる。
理性は様々なものを結びつけ統一をもたらす働きとされ
ているが、「全体的な交わり意志」(der totale
Kommunikationswille)という規定も与えられている。
また、哲学的信仰の根本的な特徴として「交わりの信仰」
(Kommnikationasglaube)が挙げられている。本論考
ではヤスパース哲学の展開におけるこのような「交わり」
の思想の変遷を跡づけることを試みる。具体的には、第
一に、最初の哲学的主著である『哲学』と、『理性と実存』
以降の主著であり、理性についても詳しく展開されてい
る『真理について』(Von der Wahrheit,1947)を主とし
て参照し、『哲学』および『真理について』における「交
わり」の概念と意義を確認し、両
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