1基礎実験実習のねらい.docVIP

2004年度心理学基礎実験実習の手引き １　心理学基礎実験実習のねらい 　心理学基礎実験実習は、基礎的な実験や検査などの実習を通して、心理学を研究する方法?技術を習得するためのものである。さらに、実験によって得られた結果を、科学的報告書の形式に従ったレポートにまとめるための知識?技術を学ぶことを目的とする。 ２　授業内容 １．授業の進め方 　受講者を20グループに分け、各グループごとに3週（前期）あるいは2週（後期）で1つのテーマを学習していく。通年で11テーマを実施する。受講者は、水曜日２限に授業があるグループと、水曜日3限に授業があるグループのどちらかに割り当てられるので、自分のグループを確かめること。 ２．レポートの評価方法 　レポートは、原則として3週あるいは2週で１テーマが終了するごとに1本提出する。レポートの内容は、各教員がテーマごとに指示する。11のテーマすべてについて、レポートの提出が求められ、未提出はＤ評価となる。単位認定の評価は提出されたレポートの評価に、実習態度や欠席、遅刻の有無なども含めて総合的におこなわれる。なお、欠席があるテーマのレポートは、最高でもC評価となる。 　病気、事故、課外活動その他などでやむを得ず授業に出られない場合も、すべて欠席扱いとする。心理学基礎実験実習は?実習?科目であり、他の講義科目とは性質が異なるからである。教職課程「介護等体験」などで欠席せざるをえない場合は、事前に助手まで申し出れば、出席扱いにできる。 　遅刻による途中入室は実験中のデータに影響を与えることが考えられるため、原則として授業開始後10分までは遅刻扱いとし、10分以上の遅刻は欠席扱いとする。授業開始前までに入室して待機しているように。 　レポートの評価はA、B、C、Dで行なう。Dはレポートが基準に達しない場合に付けられる不合格判定である。A、B、C評価にはさらに ＋ や － を付けて評価することがある（A+ や B－ など）。返却されたレポートは成績の証明となるので、各自で保管しておくこと。  ３．レポートの提出期限および提出場所 　レポートの提出は期限厳守である。理由のいかんにかかわらず、期限後の提出は受理しない。たとえば、プリンタが故障したため、バスが遅れたため、といった理由は認めない。もちろん、啓明館の緊急的工事などで提出先が閉鎖されたような場合は、状況に応じて提出期限を変更することもある。 　提出期限は、各テーマ終了後２週間目の水曜の午前9時である。前日火曜の夕方時までに提出しておくとよい。 　提出場所は、啓明館４階の心理学専攻共同研究室内のグループ別のロッカーである。 　 ４．レポートの返却 　レポートは、各教員により添削、採点の上、提出から2週間後、当日の授業の教員を通して返却される。返却日に授業を欠席した受講者は、後日心理学科室までレポートを受け取りに来ること。 ５．レポートの再提出について 　レポートの内容が採点基準に達しない場合は、教員から書き直しを求められることがある。書き直しを指示された場合、再提出しない限り未提出扱いになる。指示された点を修正し、再提出レポートの下に元のレポートをホッチキスで止めて、返却後1週間目の水曜日の午前9時までに（返却された日付は表紙に印字）、啓明館４階心理学専攻共同研究室内のロッカーに提出する。提出期限を過ぎた再提出レポートは受理されないので気をつけること。 1回目に提出したレポートにD評価が与えられ，しかも担当教員から再提出不可と告げられた場合は、不合格とする。 　また、再提出不可と告げられていない場合は、再提出をしてもよい。その方法は書き直し再提出の場合に準じる。なお?いずれの場合も、再々提出は原則として行なわない。 ６．その他 　レポート提出後も、レポートやデータのコピーを自分用に保存しておくとよいだろう。これは、3回生の特殊実験や4回生の卒業研究を通じて常に気をつけていなければならないことでもある。 　前期の2回目の授業で全員に共通のテーマで実習を行なう。このテーマのみ1週で終わり、レポートの提出の締切も早い。このテーマは、レポートの書き方の基礎をつくるものであるから、必ずレポートを提出すること。 　この「手引き」の内容に関する疑問については、担当教員、助手、TAの指示に従うこと。  ３　スケジュール 前期 授業日 締切 返却 再提出締切 4月7日 ガイダンス 4月14日 共通テーマ 4月21日 4月28日 5月12日 4月21日 テーマ1 4月28日 5月12日 5月26日 6月9日 6月16日 5月19日 テーマ2 5月26日 6月2