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東京大学医学部 医学部 Ⅰ 教育水準 ........................................ 教育 4-2 Ⅱ 質の向上度 ........................................ 教育 4-6 教育 4-1 東京大学医学部 I 教育水準（分析項目ごとの水準及び判断理由） 1. 教育の実施体制 期待される水準にある [判断理由] 「基本的組織の編成」については、医学科と健康科学?看護学科では、教育年限が異なっ ている。医学科は基礎医学、臨床医学、社会医学を専門とし、４年間の???期課程の後、卒 業すると医師国家試験受験資格を得ることができる。健康科学?看護学科は健康科学?看護 学?国際保健学を専門とし、２年間の後期課程となっている。学生定員は医学科 100 名、健 康科学?看護学科 40 名である。専任教員は医学系研究科と併任であり、教員数 259 名であ る。この他に学内の研究所、研究施設所属の教員６名と学外の 362 名が教育に当たってお り、医学教育に求められる少人数教育や個別指導を可能としているなどの相応な取組を行 っていることから、期待される水準にあると判断される? 「教育内容、教育方法の改善に向けて取り組む体制」については、カリキュラムの決定 及び学生の成績評価は、毎月開催される 24 名の教員からなる教務委員会で行われ、また医 学部の多様なカリキュラムに対応している。教員に対しては教育理念と体制について理解 を深めるため、さまざまなファカルティ?ディベロップメント（FD）活動が行われている。 こうした活動から出される提言は、教務委員会での検討を経てカリキュラム改革へと結実 している。例えば、学生の自発性と創造性を引き出す目的で、少人数問題解決型学習や３ か月間の「自由研究期間」の導入等がある。また、教育への貢献に基づき、これまで８名 の教員に Best Teachers 賞を授与している。機動的な教育改革をさらに進めるために、学部 長の下に医学教育改革ワーキンググループを随時設置し、医学部の教育目的を達成するた めの大胆な教育制度改革について検討を進めた具体的成果の一つとして、PhD－MD コース がある。PhD－MD コースは、特に優れた能力を有する学部学生が、学部課程修了前に大学 院に入学する制度を整備するという全学の目標に沿った活動として創設されているなどの 相応な取組を行っていることから、期待される水準にあると判断される? 以上の点について、医学部の目的?特徴を踏まえつつ総合的に勘案した結果、教育の実 施体制は、医学部が想定している関係者の「期待される水準にある」と判断される。 2. 教育内容 期待される水準にある 教育 4-2 東京大学医学部 [判断理由] 「教育課程の編成」については、医学科の専門教育課程では、２年生冬学期から３年生 （M１）までに医学に関する基幹能力を修得するため、「解剖学」、「生化学」、「生理学」等 の専門基礎科目を必修科目として配置