消化器内科-ホームページ.pdf

消化器内科 I. プログラムの名称 福岡大学病院 消化器内科 後期臨床研修プログラム Ⅱ．プログラムの目的と特徴 消化器疾患は日常診療において最も頻度の高い疾患であり、診断・治療法は日進月 歩で変化している。当科では、それらに対応できる内科医育成を目的とする。 特徴は、下記に示すように、病棟(50床)、年間約1000 人の入院患者の治療を行っ ているため、内科全般を統合的に学ぶことができ、必威体育精装版の消化器病・肝臓病診療を学 びながら専門医を取得することもできる。 当科の先端医療 1. 九州上位の慢性肝炎に対するIFN、経口薬治療例数 2. 国内屈指の肝癌に対するラジオ波治療例数 3. 多数の炎症性腸疾患の外来・入院患者 4. 多数の小腸内視鏡検査・治療 5. 県内2 位の内視鏡的粘膜剥離術 (ESD) 年間検査件数 腹部超音波検査 ：約3500 例 上部消化管内視鏡検査 ：約3500 例 下部消化管内視鏡検査 ：約1200 例 消化管透視検査 ：約 850 例 年間治療症例数 肝癌ラジオ波焼灼術 ：約80 例 内視鏡的切除術 ：約250 例 内視鏡的止血術 ：約170 例 食道・胃静脈瘤治療 ：約170 例 小腸内視鏡 ：約105 例 Ⅲ．プログラム指導者と参加施設の概要 （１） プログラム指導者：福岡大学病院 消化器内科 診療部長(主任教授) 向坂彰太郎 （２）基幹施設：福岡大学病院 消化器内科 （３）プログラムに参加・協力する教育関連施設の概要 福岡赤十字病院、福岡市医師会成人病センター、糸島医師会病院、 白十字病院、福西会病院、村上華林堂病院、松山赤十字病院等 Ⅳ．プログラムの管理運営 研修プログラムは、主任教授のもと、充実した研修が出来るように管理、運用、 修正される。長期病欠などの運用上の不都合が生じた場合は、スタッフ会議で対 応する。 Ⅴ．定員および選考方法 福岡大学病院規定に従う。 (募集人員) 10名程度 (選考方法) 診療部長(主任教授) との面接 (応募資格) 卒後臨床研修修了予定者 Ⅵ．教育課程 (１) 時間割定員配置予定、研修内容、到達目標 消化器診断学基礎トレーニング（2年間） 消化器内視鏡、透視、腹部エコー検査の修得 内科専門医 院外研修（1年間〜2年間） 消化器専門医 プライマリケアと消化器診断学 肝臓専門医 内視鏡専門医 大学院進学 超音波専門医 （4年間） 肝胆膵と消化管のスペシャリストの養成 医学博士 海外留学 3 年目：消化器診断学基礎トレーニング(1年間) 【研修内容】 ① 入院患者は主治医として単独で担当する。(担当医がつく場合もある) ② 消化器疾患の基本的な診断、治療法について修得する。 ③ 指導医のもと、消化器内視鏡検査、腹部超音波検査、透視検査などの検査手 技を修得する。 【到達目標】 ① 臨床での消化器疾患に対する診断能力をつける。 ② 消化器内視鏡検査・腹部超音波検査・透視検査などの基礎トレーニング。 ③ 内科地方会、消化器病学会地方会