神経内科-med.nagoya.pdf

神経内科 連絡先 医局長(ふりがな） かわがしら ゆういち 氏名： 川頭 祐一 TEL ：052-744-2216 E-MAIL ：kashira@med.nagoya-u.ac.jp 医局からのメッセージ 今、神経内科医が求められています。 一緒に神経内科医をしませんか。 コメント 神経内科は、頭痛やめまいなど馴染み深い疾患から、脳梗塞、認知症、てんかんといった極めて一 般的な疾患、パーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症といった難病まで幅広い疾患を担当しています。 高齢化に伴い、これらの疾患の患者数は急速に増加しており、一人でも多くの神経内科医が必要と されています。 神経内科のおもしろいトコロ これからは先生方の研究により、神経内科疾患も「治る」時代が来ます！！ コメント よく神経内科疾患は「治らないから」といった言葉を聞きます。しかし、頭痛やめまいなどは治 療可能であり、多発性硬化症や重症筋無力症、パーキンソン病などは治療を行い一般の人と変わら ない生活を送ることができます。また、この20年間で神経内科疾患の治療への道が開けて来ていま す。神経難病をはじめとした神経内科疾患は、これから皆さんの研究によって「治る」病気に変えてい くことができます。この10～20年が研究のチャンスの時代であり、近い将来神経内科疾患の「治る」時 代が来ると考えています。 こんな人に来てほしい！ 患者さんのために「何かしたい」、「治してあげたい」と考える先生方に是非！! コメント 神経内科疾患は脳梗塞や神経難病など、ある程度障害を持ったまま長くお付き合いする 患者さんが多数おみえになります。障害を持ちながらも懸命に生きている患者さんをサ ポートし、よりよい生活を提供できるよう日々努力しています。また、神経難病をはじめ研 究活動を行うことで「治る」治療の開発を胸に秘め頑張っています。 Copyright(c) Post Graduate Clinical Education Center. All Rights Reserved. １．職場の雰囲気は？ 名古屋大学神経内科の医局には50 名程度が毎年在籍しています。名古屋大学病院に在籍している神経内科 専門医は30 名を超え、後期研修医の皆様が神経内科専門医の資格を身につけていく上で十分な人的配置が なされています。この数は全国でもトップもしくはトップレベルです。50 名中、卒後12 年以内の人達が半数以上 を占め、祖父江教授を中心として、オリジナリティ溢れる研究を展開しています。 研究は基礎的（集約型）研究と臨床的（広域型）研究がバランス良く出来るようになっており、トップレベルのジ ャーナルに数多くの論文がアクセプトされています。学会報告も積極的に行っており、特に若い先生の場合に は、必ず上級医の指導が入るようになっています。 病棟には30 名以上の患者さんが入院されています。大学病院という性格上、脳梗塞や髄膜炎は少ないのです が、原因不明な患者さん、特殊な治療を必要としている患者さん、難病の患者さんが入院されており、ワンラン クアップの診療スキルを身につけることが期待されます。 入院においては、1 名の患者さんに対して、必ず2 名以上で担当していますし、1 週間に1 度総回診を行い、新 患カンファレンス、入院3 週を超えた患者さんのカンファレンス、症例検討会を行っており、複数の眼で考え、診 療することにより、一人で考えていると陥りそうな袋小路に入り込まないようなシステムになっています。 外来は4 診体制で行っており、幅広い分野の専門家が診療を担当しているので、悩んだときに相談しやすい環 境になっています。また臨床治験、特殊治療、臨床研究を併せて行っているのが特徴かと思います。 全体にアカデミックな雰囲気でありますが、くだけた部分も数多くあり、美食家や美酒家がたくさんいたり、豊富 な趣味を専門家顔負けで持つ医師がいたりするといった特徴もあります。また、決して個人主義ば