[梅田朝饭会の中国(绍兴`杭州)访问记].pdf

2007.12.6～12.9 【梅田朝飯会の中国（紹興、杭州）訪問記】 熊取 賢治 ★12/6 （木）天候は晴れ。 関西空港をANA 機で飛び立った我々一行（19 名）は、美味しい機内食をいただき（これで日本食は 暫くお預け）約２時間半で、杭州国際空港に着。 私は外国旅行は７年ぶりですので、入国審査場で緊張してしいした。（何悪いことはしてない のに）。今回訪問する紹興杭州浙江省のちです。 専用バスに乗り、最初の訪問都市である紹興（しょうこう）へ。紹興酒でありに有名ですね。紀 元前 6 世紀の春秋戦国時代の越という国の都であったところ。「臥薪嘗胆」の故事で有名な越王・勾 践（こうせん）の都です。 紹興は、作家であり思想家である「中国近大文学の父」魯迅（ろじん）の故郷でありす。とい うことで、魯迅記念館を訪問し、魯迅の生涯を学びした。来日し、仙台の医学専門学校（今の東北 大学）で医学の勉強をした魯迅は、帰国後、文学の道に進、多くの作品を残していす。 ここ魯迅記念館が最初の訪問地、デジカメ持参の皆さんは、海外旅行の高ぶった気持ちで写真撮影を。 私そうです。 記念館前にはお店で売っているお菓子（名前覚えていせん、どなたかフォローをお願いしす）、 美味しかったですね。 次の訪問は、書道を趣味にされている方は一度は行ってたいという書法のメッカ「蘭亭（らんてい）」 です。 1600 年前の東晋時代の書道家である王義之（おうぎし）が書いた「蘭亭序」が、ここにありす。 ※王義之：秦・漢代の字体などを研究しそれぞれの字体を行書、草書などと組合わせ、奔放で 力強く優雅な書体が特徴的。書道の革命家と言われ、近代書道の体系を作り上げ、後世の書道家 達に大きな影響を与えた。 王義之は、この地に仲間を集、「曲水の宴」を催しした。その時に作られた詩集の序文の草稿が 蘭亭序です。草稿（酒を飲んで書いたそうです）後に何度清書をしようと試たが、草稿以上の出 来栄えにならなかったと言い伝えられていす。 ※曲水の宴：水の流れのある庭園などでその流れのふちに出席者が座り、流れてくる杯が自分の 前を通り過ぎるでに詩歌を読、出来なければ罰として盃の酒を飲という行事。日本では、 京都の城南宮の曲水の宴が有名ですが、蘭亭の曲水の宴がその原点。 日本人が沢山訪れるところらしく、土産物屋さんが日本語でねずの毛でつくった筆ですよ、と売込 が盛んでした。ねずの毛でつくった筆って、いい物なんでしょうか？ 書道に関心のある方、教 えてください。 漢字文化の国の人しか来ないところでしょう。日本人以外に訪問者はあるのかどうか？そのせいか、 入場料は高そう。（で、参加費に入っているので、個別支払い無し） そろそろ日暮れてきした。 運河で珍しい船（３人乗り）に乗ってした。 足だけで櫓を漕ぐ舟です。手は、舵だけにしか使いせん。本当に器用な脚遣い。芸術的舟漕ぎです。 雨が少し降ってきした。早く紹興酒工場へ。 日本へは、台湾を経由して紹興酒が伝わり、ざら砂糖を入れて飲には、台湾流だとか。 何入れずに暖てその飲ば、本当に美味しい！熟成年数が多いほど美味しく、値段高い。 ８年のと１０年のを試飲し、土産に買われた方。日本には、５年の以下の紹興酒しか輸入さ れていないそうです。はり、現地で飲のが最高！ お腹減り、いよいよ中華料理＋紹興酒で中国気分を満喫。 ホテルの玄関には、「熱烈歓迎、梅田朝飯会一行」の横断幕が。嬉しいですね、この歓迎振りは。 ということで、第１日は終わりです。 1 ★第２日目（12/7）です。 全行程を通じて、現地の旅行会社の王偉さんが付いてくれす。日本語で詳しく解説してらいす。 金子さんの古くからのご友人で、親切にガイドしてくださいす。 紹興から杭州へ移動ですが、ずは「龍門古鎮（りうんこちん）」へ向いした。杭州からは50 キロほど離れた杭州の隣の富陽市にありす。 昔ながらの古い街並が残っていすが、村民の９０％の姓が「孫」。 三国志で有名な呉の孫権（そ んけん）の末裔で