久松山植栽管理计画.PDF

久 松 山 植 栽 管 理 計 画 平 成 ２ ０ 年 ３ 月 鳥取市農林水産部林務水産課 目 次 第１章 計画の概要 1 1.1 計画の目的 1 1.2 計画の場所 1 1.3 法規制・土地所有管理区分 2 第２章 計画区域の概要 8 2.1 植生の状況 8 １）気候、地形と潜在自然植生 8 ２）植生の概要 8 ３）確認された植物群落の概要 11 ４）過年度調査結果と現況の植生 15 2.2 地質の状況 18 2.3 動物の状況 19 2.4 重要な地形・動植物 20 １）地形 21 ２）植物及び植物群落21 ３）動物 24 第３章 植栽管理方針 29 3.1 計画区域の管理区分（ゾーニング）策定の検討 29 ①昭和 59 年の保全管理計画 29 ②久松山の現況 30 ③管理にあたっての留意点 33 3.2 管理区分（ゾーニング）の基本的な方針 33 3.3 管理区分（ゾーニング）の具体的な整備計画35 第１章 計画の概要 1.1 計画の目的 史跡鳥取城跡附太閤ヶ平は、この区域の自然環境と不可分な関係において歴史的に成 立し、それ故にすぐれた自然環境も保全されてきたものと言える。久松山がもつこれら の自然環境・歴史的環境は、永年にわたり地域住民の歴史的精神風土となり、市民のラ ンドマークと位置づけられる。 この自然環境を保全するための基本方針は、昭和 59 年度にまとめられた「史跡 鳥 取城跡附太閤ヶ平保存管理計画策定報告書」の中に記載されているが、策定後 20 余年 を経過し植生の変遷が見られること、市民団体等からの植生管理に対する要望への対応、 久松山に適用される法規制等との調整を図り、鳥取城跡の保存管理とランドマークとし ての久松山の自然環境の保全が調和する「植栽の管理と活用の方策」を策定する。 1.2 計画の場所 ◇計画の場所 本計画の対象となる位置は、表 1-1 に示す鳥取城跡 95.4ha とし、太閤ヶ平 1.4ha は対象外とする。（図 1-1 参照）。 表 1-1 計画の位置 指定種別 名称 指定面積 所在地 備考