き主玄 圃 - 一般社団法人 軽金属溶接協会.PDF

一 一 き主玄圃 施 工 法 委 貝 回 会 司 ・ ・ ・ 7 二 二 二 二 二 二 一 一 竪空}jガルパニック腐食（異種金属接触腐食） ノレやそれに関連する表面皮膜の形成などによって の現象とその防止策は？ も変化します。 たとえば，両材料間の電位差は，ステンレス鋼 fA21・ Iガルパニック腐食とは， Fig.1のよう は軟鋼より貴でありアルミニウムとの電位差は大 一一一J に電解質水溶液中において異種の金属 きくなるものの，アルミニウムが受ける接触腐食 材料を接触させた時に生じる腐食現象であり，電 程度はむしろ小さく，電位差だけでは決まりませ 位が卑な方の金属がアノードとなって，単独で、置 ん。ステンレス鋼のように表面に不動態と呼ばれ かれている場合より一般に腐食速度が増大しま る電子伝導性の低い酸化皮膜を形成する材料では す。一方で，電位が貴な方のカソード側の金属材 皮膜の抵抗が高く，材料表面での電子放出が生じ 料は単独で置かれるよりも一般に腐食速度が低減 にくくなり，欄虫腐食の進みが抑えられるのです。 して，いわゆるカソード防食されます。 Fig.3に無処理のステンレス鋼との組み合わせに アルミニウムが，より貴な金属（たとえば鉄・ おけるアルミニウム接触部の腐食量を示します 銅など）と電解質水溶液中で長時間にわたり直接 が，無処理の裸鋼の場合よりも腐食の程度は抑制 接触すると，局部電池が形成され，アルミニウム は液中へ溶けてイオン化し，残された電子は材料 電位（Vvs.SCE) 中を移動し，貴な金属表面から同様に液中に放出 +0.2 o -0.2 -o.4 -o.s -o.s -1.0 -1.2 -t4 一l.6 されますが，液中の水と酸素から水酸化イオンが 7 グネyウムロ ロ亜鉛｜ I できることとなります。 ロベリ リウム I c二＝＝コアルミニウム合金 異種金属材料の組合せにおいて，どちらの材料 ロカドミウム ｜ cコ軟鋼．鋳鉄 I がアノードとなって優先腐食するか，あるいはど ロ低合金綱 ｜ ｜