水素スタンドの安全対策 - 一般社団法人 水素エネルギー ….PDF

水素エネルギーシステム Vo1.35，No.4(2010) 特集 水素スタンドの安全対策 小森雅浩 (財)石油産業活性化センター、 自動車 ・新燃料部 〒105・0001 東京都港区虎ノ門4-3-9 SafetyMeasuresofHydrogenFuellingStation MasahiroKomori JapanPetroleumEnergyCenter，AutoOilandNewFuelsDept. 4-3・9Toranomon，Minato-ku，Tokyo Abstract:JapanPetroleumEnergyCenterhavestudiedsafetyissuesrelatedtohydrogen fuellingstationunderNEDOinitiative.Thisarticledescribestheoutlineoftheprojectand severalareaofthestudy. Keywords:Hydrogen，HydrogenFuellingStation，Safety .1 背景 2 実施体制 エネルギーセキュリティや世界的な広がり を見せてい 本事業は、当センターが代表者となりNE∞ より受託し る温室効果ガス排出削減の動きの中で、今、注目を集めて て、三菱重工業株式会社、株式会社日本製錦断、株式会 いるのが、二酸化炭素の排出されなし燃来十である水素を有 社タツノ ・メカ卜ロニクス、一般社団法人 日本産業 ・ 郊舌用した燃料智也である。この燃料電池の普及にあたっ 医療ガス協会、出光興産株式会社、財団法人エンジニア て、必要となる水素の製造、濁般、貯蔵に関しては、安全 リング振興協会、住金機工株式会社、高圧昭和ボンベ株式 性の観京から既存の法規制の見直しが産業界より要望さ 会社の住者による体制により実施している。実施体制を図1 れている。 に示す。 こうした状況を踏まえて、当センターでは、燃料電池自 動車の普及に対応する水素スタンドの導入 ・普及を図るた め、平成15年度から1昨 度にかけてNEDO(独立行政法人 (財石:曜講制ヒむタ一郎 i総合開発機構)委託事業として、 新エネルギー ・産業協i- 出畑臨機、(蹄M ニ7切淘開始⑤胤 「水素安全矛Ij用等基盤技術開発 - 水素インフラに関す 住禽機ヱ(暢甑‘積涯現如氏バ(掛健司131 観現鱒崎妓徽別婚す る安全梯開究Jに参画し、規制の見直し等に取り粧υで、 議駐車輸刷 | 水東瑚却肢・婚λ煽卿滞叡摘草 きた。その成果を受けて、平成17生同月に3邸1Pa充てん対 水素スタA剤航蛤燭材料鋼材〈 1乞劃週初渇帽 (棉日本串闘斬、応酬 応型水素スタンドに関わる高圧ガス保安法、消防法、建築 水調3厳膨滋塗位胡阪 基準法の関連法規の規制見直しが実現した。 (始日本産業・隠蜘.ス世絵、1M:漁 |欄 H傾似閥蛍値 当センターはこれに引き続き、平成17年度から平成21