燃料电池自动车2.docVIP

夢を語れ、不可能を越えろ 　　　　　　　　燃料電池車開発　藤本幸人 （２） ハイプリッと車っていうのはまあエンジンとモーター組み合わせた動力源の車なんですよね。電気自動車って言われるものバッテリー二次電池を積んで、走る、充電して走る車。燃料電池の場合は燃料は水素です。これを使って発電しながら走るんです。 燃料電池車っていうのは馬力を出るんですか。 燃料電池そのものの発電電力は100キロワット、家庭一軒がフル（full）に使って４、５キロワットっていうことですよね、ということは家庭用２０軒とか２５軒とか、まあ、かなえるくらいの能力を持ってることですね。 マンション一軒分ぐらいの力がある。 車の中に納っているっていうことです。 さて、今日はあのう藤本さんたちが開発された燃料電池車実物をお持ちいただいているということで、見せていただけますでしょうか。よろしくお願いします。 こちらがその車です。こうして見ると、見た目は普通の自動車とほとうど変わりませんよね。ところが後ろに回ってきてみると、　　 あれ、マフラーが全然ないですよ。 そうです。排ガスが出る場所がないんですけど、実はですね、燃料電池車っていうのは発電した時に水ができますので、ここからその水が排出するように。 本当に普通の水が出てくるんですか。 普通の水が出てきます。まあ、飲もうと思えば、理論的に飲めると思いますけど、こんな車の下に付いてるんので、あまりお勧めはしませんけど。 もととなる水素というのは。 燃料の水素はですね、水素タンクっていうのがやっぱり車に積んであって、ここの車の床下にタンクが搭載されています。 ここに水素をいれて、それが燃料電池のほうに行くんですよね。 はい。 燃料電池っていうのはどこにあるんですか？ これはですね。車の中央に実は詰まれていまして、運転席と助手席のちょうど間に山になったというか、ちょっと そこ車でですと、開くとか物入れたり。 物入れのさらに下に納っています。フロント部分はですね、その燃料電池で発電した電力を使って車を動かすためのモーターが積んであります。 これが開けてまず驚くのはいわゆる自動車のボンネット開けたときの臭いがまったくしないですね。当たり前なんでしょうけど。 ガソリンがないですからね、普通の車、ここでエンジンルームとかエンジンミッションが載っている場所ですけど、この車の場合ですね、ちょっと見えないですけれど、この一番底の下のほうにモーターが載っています。 なるほど。車好きの人はね、エコカーだとかそれだけで満足しないだろう。やっぱりだって運転して車としての楽しさはなくちゃいけないと思うんですけど、やっぱりそういう人の要求にも応えられると思いますか。 ちょっと誤解が生れるかもしれないけど、エコカーを作りたいわけじゃなく、未来の車で、これからの時代を切り開いていく車を作りたいんですよ。これからの時代を切り開いていく車の基本用件として排ガス出さないとかCO2出さないとかそれは基本用件であって、未来の車を切り開く力じゃないと思っています。 じゃ運転するときのなんか、もう、その快感だとか、はい、それは当然追求するわけですね。 そうですね。そこが大事だと思います。 人の心に感動を与えるようなものを持っていないと、変えていけないと思います。 ここで、エンジンをかけてみていただくことはできますか。 残念ならがエンジンが載っていないので。 はい。ああ、そうか、スイッチを 燃料電池は発電するところから。 普通に鍵がありまして、鍵を回します、で、電源入れるスイッチがまあ、ついていますね。これを押してやるとですね。 茂木：ウイーン、って言ってますけど… これでもう走れます。エンジンの車と違ってこうブウーンブウーンとか言って回転あげること、それはないんです。そういう世界は へえ。 　　　　　　　試乗 行ってよろしいです。 はい、お願いします。 なるほど。 なんだか ちょっと新幹線を乗ってるみたいな感じ、新幹線の中のね、いつの間にか出発してるみたいな？ それで、加速をすると。 おう、早い。 不思議な加速感ですね。 普通のガソリン車と、加速する時ってそんなに振動するんじゃないですか。 音と振動は必ず。 加速する時も、キューントする、純粋に加速度が出るみたいな。 あの、変速ミッションがないんですから、継ぎ目がないんですよ。 がちゃんがちゃんがちゃんって上がっていく感じがない。 だから発進得意ですか、出るところは。 これが水素の力で、 本当に不思議。 ちょっとなんか未来な感覚があるね。これ。子供の時に未来ってこういうもんだなって思ってたような。 ちなみに、普通の人が乗れるようになるのはいつくらいなんでしょう。 ２０２０年迎える前にそういう時代になっているんじゃないか