農業分野における先進リモートセンシングの高度利用 むけて要点.pdf

農業分野における 先進リモートセンシングの高度利用 にむけて （独）農業環境技術研究所 生態系計測研究領域 石塚 直樹 リモートセンシングとは？ リモートセンシング 遠隔探査 「離れて」 「何かを知る」 （非接触、壊さずに） （探る、情報を得る） 近接リモートセンシング 衛星リモートセンシング なんで人工衛星を使うの？ 広く見える 約12,700km 185km 16.4km 観測幅 解像度 1km 30m 50cm なんで人工衛星を使うの？ パート２ 繰り返すと時間による変化がわかる！ Landsat1号は1972年打ち上げからシリーズ化し現在8号が運用中 気象衛星ひまわりも、先月8号が打ち上げ なんで人工衛星を使うの？ パート３ 科学の目 見えないものも見える！ （マイクロ波） 農業×リモートセンシング 本日紹介する事例 ・環境問題への利用 ・行政への利用 ・生産現場への利用 環境問題への利用 山岳アジアの焼畑と 生態系の評価 （井上（H19 成果情報より）） 焼畑とは ・伝統的に行われている農法 ・区画を決めて火入れをし、跡地で作 物栽培を行い、地力が低下すると他の 区画へと移動する。 ・近年では人口の増加や定住政策に よって休閑期間が短くなってきており、 植生が回復しきらないうちに再度火入 れし利用することが問題となっている。 ・どの程度影響があるか定量的に把握 ・持続的に行うためには？ 対象地と現地の様子 研究対象域研究対象域 E10E1000°° E105°E105° 森林 N20°N20° N15°N15° N10°N10° 1000km1000km ラオス北部山岳地帯 焼畑（休閑） 作付 写真：山本氏提供 （井上（H19 成果情報より））