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建築認証事業本部 英国の建築物環境性能評価手法”BREEAM” BREEAM とは BREEAM(The Building Research Establishment Environmental Assessment Method)とは、1990 年に英国 で初版が開発(*1)された、建築物の環境性能を評価する審査手法です。持続可能な設計のベストプラクティスの ための基準を設け、迅速、総合的、かつ明確な手法で建築物の性能を明示します。 (*1)必威体育精装版版は 2008 年 8 月 1 日に発行された2008 年度版 対象 BREEAM は、世界各国の様々なタイプの建築物に適用可能です。幅広い業界で導入され、今日までに 10 万件 以上の建築物が認証を受け、約 50 万件が認証を受けるための登録を済ませています。認証を受けることにより、 建築物の設計、建設、運用に関わる人々が、建築物の環境性能と持続可能性への取り組みを証明することが 可能となります。BREEAM を導入している主な組織と目的は以下の通りです。 ・デベロッパー、開発企画エージェント、プロジェクト資金提供者 目的：建築物の環境性能を迅速、総合的、かつ信頼性の高い 手法で特定する ・不動産代理店 目的：建築物の環境面での強み・メリットを購買検討者や入居者 にアピールする ・建築家、設計チーム 目的：持続可能性に関する理解を深め、建築物の性能を向上 させるためのツールとして ・施設管理者 目的：建築物性能の監視・改善、スタッフのモチベーション向上、 運用コスト削減 ・政府 目的：国有不動産の新築、及び大規模改修プロジェクトについて、最低限の認証ランク取得 審査から認証まで 以下の 9 つの環境性能基準に則り審査が実施されます。 ①エネルギー、②水資源、③交通、④資材、⑤廃棄物、⑥管理、⑦健康快適性、⑧汚染、⑨土地利用とエコロ ジー これら各基準において性能レベルが評価された後に、「Pass(合格)」から「Outstanding(とても素晴らしい)」まで のランクで認証を受けることになります。 メリット BREEAM は、ベストプラクティスに関する詳細なガイダンスと、 外部機関の認証に裏打ちされた、環境及び持続可能性目標 への進展度を証明する基準です。その評価システムは、透 明性が高くて理解しやすく、環境に対する最良の取り組みが 実践されている点をはっきりと証明します。 より一般的には、BREEAM 認証を取得することにより、「この 建築物は、環境負荷が低い」という市場認知を得ることにな ります。設計、建設、運用といった全ての側面に好ましい影 響を与え、運用コスト削減や、労働環境向上を促進するための強力なツールとしての効力を発揮します。「この 建築物の設計や運用には、環境及び持続可能性イニシアチブが導入されている」という明確なメッセージを市場 に伝えることができるのです。 ビューローベリタスのサービス 持続可能な設計及び運用について詳細な評価が行われる BREEAM 審査においては、幅広い技術スキルと専 門知識が要求されます。ビューローベリタスの BREEAM 認定審査員が建築物開発から運用までの全段階にお いてお客様をサポートします。 Bureau Veritas Group ホームページ掲載の記事はこちら(英) 建築認証事業本部 CASBEE評価認証業務のご案内 (CASBEE ：日本における、建築環境性能評価システム)