平成20年度廃弃物処理等科学研究研究报告书高度.PDF

平成２０年度廃棄物処理等科学研究 研究報告書 高度処理浄化槽における リン除去・回収・資源化技術の開発と システム評価 （Ｋ１８１５、Ｋ１９３２、Ｋ２０３７） 平成２１年５月 （代表研究者）福島大学 稲森悠平 独立行政法人国立環境研究所 蛯江美孝 独立行政法人国立環境研究所 徐開欽 フジクリーン工業（株） 鈴木栄一 パシフィックコンサルタンツ（株）丸山治※ 眞崎哲二 ※研究分担者変更（丸山治⇒眞崎哲二） - 1 - 補助事業名 廃棄物処理等科学研究費補助金研究事業 （K １８１５、K １９３２、K ２０３７） 所 管 環境省 国庫補助金 91,099,000 円 研究課題名 高度処理浄化槽におけるリン除去・回収・資源化技術の開発 とシステム評価 研究期間 平成 18 年 4 月 1 日～平成2 1 年 3 月31 日 代表研究者名 稲森悠平（福島大学） 共同研究者名 蛯江美孝、徐開欽（独立行政法人国立環境研究所） 鈴木栄一（フジクリーン工業（株）） 丸山治（パシフィックコンサルタンツ（株））※ 眞崎哲二 （パシフィックコンサルタンツ（株）） ※研究分担者変更（丸山治⇒眞崎哲二） - 2 - １． 研究目的 環境低負荷資源循環型の社会を構築するための新技術開発は重要な位置 づけにある。特に、環境負荷削減項目のリンは、閉鎖性域では規制値対応施 設の導入が行われつつあるが、流域に分散する合併処理浄化槽においても、 浄化槽法改正のこれからの課題である流域単位でリン対策を実行しやすい リン除去のみならず回収・資源化技術の開発と導入は最大の課題である（図 １）。 水域へのリンの流出による富栄養化 水域へのリンの流出 ・蓄積の顕在化 その他その他 生活系排水の 1010％％ 汚濁負荷割合の増大 生生 降雨：14 産業系排水産業系排水 4242％％ 活活 生活系排水 は水域に 未処理未処理 系系 おける汚濁負荷割合の 2222％％ 2626％％ 水水 排排 輸入：679 水域への 処理水処理水 水水 40～70％を占めている 蓄積:500 全リン負荷 6868％％ 輸出： 4 :189 生活系排水の抜本的 な対策が必要 汚濁負荷割合 リン収支 （kt/年） 窒素・リン除去型浄化槽への国庫補助金の上乗 せ制度が平成16年度から創設等，高度処理浄化 水域へのリンの負荷量 槽が重