平成18年8月熊本県熊本県担い手育成総合支援协议会はじめに.DOC

平成１８年８月 熊　　　　本　　　　県 熊本県担い手育成総合支援協議会 はじめに 平成１９年産から実施される「品目横断的経営安定対策」は、土地利用型作物の米?麦?大豆について、一定の要件を満たした認定農業者や地域営農組織（集落営農等）を担い手として対象を絞り、支援を行っていくものです。 現在、県内各地域において、米?麦?大豆の生産者?生産組織等のできるだけ多くの皆さんが新たな対策に参加していただくよう、行政?農業団体が連携して全力で推進を行っています。 しかし、本県においては、集落営農等への取り組みの歴史が浅く、作業受託や機械?施設の共同利用組織等はあるものの、新対策の加入要件となる「経理の一元化」や「規約」などが整っているところは少ないため、対策への加入に向けて早急に整備する必要があります。 そこで、この度、地域営農組織等の一元経理及び会計処理の効率化を図るため、菊池地域振興局農業普及指導課の協力を得て、汎用の表計算ソフト（EXCEL）を使った「集落営農経理システム」（複式簿記システム）を作成しました。 このテキストは、その操作方法をわかりやすく取りまとめたものです。 県内各地域において、地域営農（集落営農）組織設立?運営の一助となれば幸いに存じます。 目　　次 第１章　集落営農経理システム 第１節　起動?????????????????????????????????????????　　５ 第２節　勘定科目設定?????????????????????????????????　　７ 第３節　開始貸借対照表???????????????????????????????　　８ 　　 第４節　仕訳辞書?????????????????????????????????????　１０　 第５節　仕訳帳???????????????????????????????????????　１１ 第６節　総勘定元帳???????????????????????????????????　１２　　　　　　 第７節　試算表???????????????????????????????????????　１３ 第８節　減価償却資産登録?????????????????????????????　１４ 第９節　損益計算書?貸借対照表???????????????????????　１５ 第２章　経営分析 第１節　損益分岐点分析???????????????????????????????　１７ （附則） １　勘定科目説明????????????????????????????????????????　２０ ２　仕訳例??????????????????????????????????????????????　２４ ３　耐用年数表??????????????????????????????????????????　２５ 第１章　集落営農経理システム  　○主な特徴 １　汎用ソフトである表計算ソフト（Excel）を使用している。 ２　自動仕訳により簡単に複式簿記記帳ができる。 ３　作成された決算書のデータにより、自動で経営分析ができる。 ○使用ソフトウェア　　　　　Excel2000/2002 ○ファイル容量　　　　　　　　　　8,715KB ○使用上の留意事項 本ソフトの使用にあたっては、使用者の責任によりコピー?配布が可能。 　?　使用者は、本ソフト使用中の不具合、書き換え、操作ミス等による損害等が発生しても、熊本県、熊本県担い手育成総合支援協議会及び開発者等への一切の責任を求めないことを了承したものとする。 ○問合せ窓口 　?全体的なこと：県農林水産部農業経営課企画経営班（ TEL096-333-2382 ） ?ソフトの内容：各地域振興局?熊本農政事務所農業普及指導課まで 　　　 【処理の流れ】 ※経理の一元管理とは 米、麦、大豆等の売上から集落営農上生じた農薬費、肥料費、機械の修繕費、オペレーター料金等の経費を差し引かれた利益が構成員に分配されます。 　従っ