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平成22年電気学会全国大会 平成22年3月19日(金) 明治大学 駿河台キャンパス 1-094, 放電 基礎 弱電離気体プラズマの解析(LXXXIX) 発光分光分析による水上パルス放電プラズマ中の 電子温度および電子密度測定 Studies on weakly ionized gas plasma (LXXXIX) Measurement of temperature and density in pulsed discharge plasma above water surface by emission spectroscopic analysis 岩崎圭祐* 佐藤孝紀 伊藤秀範 (室蘭工業大学) Keisuke Iwasaki*, Kohki Satoh and Hidenori Itoh (Muroran I. T.) MURORAN INSTITUTE OF TECHNOLOGY 背景 放電プラズマを用いた汚染水浄化の取り組みに注目が集まっている パルス放電  蓄積したエネルギーを短時間に高エネルギー密度で出力 Ar:O =100:0 2  立ち上がり時間が極めて短いため，高エネルギー電子を効率よく生成  高エネルギー電子によって，酸化ポテンシャルの高いO などの活性 3 種を生成[1]  水上で発生させることで，高エネルギー電子と気化した水分子の反応 により，O に加えてOHやH O などを効果的に生成[2] 3 2 2 効果的な汚染水浄化が期待されており，多くの実用的な研究が行われている しかし，パルス放電の性質および分解メカニズムに関する報告は必ずしも多くない [1]M.A.Malik et al.:Plasma Sourse Sci. Technol. 10 (2001) 82. MURORAN INSTITUTE [2]P.Lukes et al.:J.hys.D:Appl.Phys.38 (2005) 409. OF TECHNOLOGY 本研究の目的および最近の報告 目的  水上パルス放電プラズマの性質を明らかにする  放電状態と汚染物質分解の関係を明らかにする 報告内容  水上パルス放電プラズマ中の電子温度および密度の推定方法と推定結果  バックグラウンドガスの種類および組成が電子温度に与える影響  他の研究との比較 MURORAN INSTITUTE OF TECHNOLOGY 実験装置および実験条件 Max- Electronics Co. Ltd. LS40-10R1 V ±40 kV max I ±10 mA max