北北北北...-pinnacle.PDF

北アルプス北アルプス 笠ヶ笠ヶ岳岳～～双六岳縦走双六岳縦走 北北アルプスアルプス 笠笠ヶヶ岳岳～～双六岳縦走双六岳縦走 【報 告 者】岩谷 【日 時】2008年 5月 2日～5月 6日 【参 加 者】長尾ひ(L)、稲田、石丸、塩崎、中村、樺島、岩谷 ≪ ≪ コースタイムコースタイム ≫≫ ≪≪ コースタイムコースタイム ≫≫ 55 月月 33 日日 権現湖 PA（5:30）→ 新穂高温泉 （14:00）→ 笠新道入り口（16:10）→ ワ 55 月月 33 日日 サビ平小屋 （16:25）→ テン場（小池新道手前の橋上）（17:10） 55 月月 44 日日 テン場発 （5:15）→ 小池新道 → 弓折分岐 （デポ地）（9:30）→ 弓折岳 55 月月 44 日日 （10:00）→ 樅沢岳（12:30）→ 弓折分岐（14:30）→ テン場（秩父平）（16:50） 55 月月 55 日日 テン場発 （5:15）→ 抜戸岳（7:30）→ 杓子平（8:20）→ 秩父平（10:15） 55 月月 55 日日 → 大ノマ乗越 （11:30）→ 新穂高温泉駐車場（15:20）→ 温泉（深山荘）→ PA 着、 幕営、宴会 （22:30） ≪ ≪ 報報 告 告 ≫≫ ≪≪ 報報 告告 ≫≫ 正月の八ヶ岳以来、多忙を極める学生モラトリアムの最中、思うように山にも行け ず、気が付けば 4 月も半ば。あわてて トレーニングを始めるも、体力低下＆精神衰弱 は著しい。挙句の果てにGW直前の研究室恒例、新人歓迎ハイク （まったり九重）で一 人ボッカをやってしまったがため、以後、周囲からは完全に KK扱い（クウキ、コワス ヨ…）。しかし、そんな不遇の時代もすべてはこの山行のための布石であった。 人生初のアルプスはメンバーと天気に恵まれ、とても素晴 らしい体験 となりました。 55 月月 33 日日（（山中山中 11 日目日目） ） 快晴快晴 ！ ！ 55 月月 33 日日 （（山中山中 11 日目日目）） 快晴快晴 ！！ 前夜 20時ごろ福岡を発ち、権現湖PA に到着したのは26:30。急いで設営 した テントの中で仮眠をとり、翌 5 時起床 で一路新穂高へ。…がしかし、GW の渋 滞につかまり、新穂高温泉の駐車場に 到着 したのは、予定時刻を大幅に過ぎ た 14:00 だった。当初の予定ではこの 日、笠新道途中で幕営し、翌 4 日に笠 ヶ岳登頂という計画だったが、時間的 なロスに加え急登での幕営 となるため、急 【出発前の記念撮影。行ってきます ！】 - 1 - 遽コースを変更、最終日に笠ヶ岳を目指す逆ルート となった （小池新道→双六方面→ 笠ヶ岳→笠新道→新穂高下山）。 晴れ渡る青空の下、登山届を提出しいざ出発。周囲を取り囲む雄大な山々と、すぐ 隣を流れる蒲田川の青々とした清流にキョロキョロと目を奪われつつ歩く。ほどなく して足元にも雪が現れ、胸がワクワクし始める。ときおりブナの原生林に覆われる左 俣林道を 1時間半ほど進むと、右手にワサビ平小屋 （1400m）が見えてきた。小屋の外 でいったん小休止 し、再び歩を進める。ブナ林を抜けると、前方には真っ白な雪の斜 面が見えた。「おぉ～、あれを登るのか～」と高鳴る気持ちを余所に、足元には雑木混 じりの雪が。見渡せば、あちらこちらに雪崩れの跡がある。直径 30cmはあろうかとい う2本の脚をもつ案内板までもがバックリ と圧し折られていた。いやはや恐ろしい…。 再びキョロキョロ し始める。そうこうしながらいくつかのアップダウンを繰り返すと、 それまで並行して流れていた川が左にカーブ し、その川をまたぐようにした巨大な橋 に到着した。どうやらここが今日のテン場らしい （1490m）。ゴーゴーと音を立てて流 れ落ちる川流の真上で、O型の割に神経質な自分が果