标准施工要领书.PDF

コンクリート構造物断面修復補修工法 コテ塗り用ポリマーセメント系断面修復材料 セメンテックスＲＢ－断面修復工法 標準施工要領書 63/14-03 コンクリート構造物断面修復工法 [ＪＲ東日本 断面修復材規格準拠] [ＪＲ東海新幹線 断面修復材規格準拠] [ＮＥＸＣＯ断面修復材規格準拠] セメンテックスＲＢ－断面修復工法（コテ塗り用） （ポリマーセメント系断面修復材料コテ塗り仕様） セメンテックスＲＢ断面修復工法は、コンクリート構造物が劣化により元の断面を欠損した際 の修復や、塩化物イオンなど、劣化因子を含むかぶりコンクリートを撤去した後の断面修復を目 的とした修繕工事に適用します。 断面修復材料に求められる品質 ①硬化収縮ができるだけ小さいこと ②熱膨張係数がコンクリートとほぼ同等であること ③コンクリートおよび鉄筋に対する付着強度が十分にあること ④ブリージングができるだけ小さいこと ⑤圧縮強度および圧縮弾性係数が躯体コンクリートとほぼ同等であること ⑥水分、酸素、塩分などの劣化因子に対する透過性ができるだけ小さいこと ⑦コンクリート中の鉄筋に対する耐火被覆性能があること 本工法は上記の品質を有し、断面修復部の鉄筋の腐食因子（水、酸素、塩化物イオンなど）を 遮断します。 吸水調整材 コンクリート躯体 鉄筋防錆・下地強化材 鉄 筋 断面修復材 施 工 概 要 図 １ ☆下地処理 ＲＣ浮き部・ひび割れ部・鉄筋露出部およびその周辺の劣化部をはつり取り鉄筋露出部の錆を 除去すると共に、はつり部の塵埃、レイタンス等をサンダー及び高圧水洗浄で除去します。 はつり作業は、電動ピックまたはエアチッパー等を用いて行いますが、はつり端部の形状はフ ェザーエッジとなり易く、この部分は断面修復材の付着力低下や剥離を生じ易くなりますので、 はつり端部には 10mm程度のカッター目地を入れた後に、はつりを行ない下図の形状とすることを 標準とします。 フェザーエッジ カッター目地（10ｍｍ程度） フェザーエッジ断面 カッター目地断面 １．吸水調整材塗布工 吸水調整材は、断面修復材の水分が急激に下地コンクリートに吸水されることを防止し、下地 と断面修復材との接着性改善に効果的です。 ポリマーセ