企业の研究开发投资性向に关する调查 - 经济产业省.pdf

平成２７年度産業経済研究委託事業 （企業の研究開発投資性向に関する調査） 報告書 平成２８年３月 公益財団法人 未来工学研究所 目 次 第１章 調査の概要 1 １．調査の目的 1 ２．調査の進め方 1 ３．調査実施担当者 4 第２章 調査結果－１：アンケート及び文献調査結果 5 １．研究開発投資の傾向 5 1.1 近年の研究開発投資の全体傾向 5 1.2 研究開発投資と企業収益の問題 8 1.3 背景となる競争環境 10 1.4 基礎研究・応用研究・開発の研究開発投資比率 18 1.5 短期と中長期の研究開発 20 1.6 ４つの領域別の研究開発投資 26 1.7 その他の性格別研究開発投資の傾向 28 1.8 全社戦略や事業化検討の意思決定 30 1.9 イノベーションの実現度 32 1.10 研究開発投資から経済効果発現までのタイムラグ 37 1.11 人材に対する懸念 39 1.12 国の研究開発プロジェクトに求めること 41 ２．オープン・イノベーションの推進 45 2.1 オープン・イノベーションの活発化の有無とその状況 45 2.2 オープン・イノベーションの推進における意思決定 46 2.3 オープン・イノベーションの推進に向けての対外発信状況 49 2.4 オープン・イノベーションの推進に係る専門組織等の有無とその状況 50 2.5 外部連携の相手先を探索するための取組み 53 2.6 研究開発における外部との連携割合 54 2.7 事業化されなかった場合の技術・アイデア等の扱い 56 2.8 スピンオフに対する支援 56 2.9 外部連携の課題 59 2.10 外部連携先としての公的研究機関への期待 67 2.11 オープン・イノベーションを推進するにあたっての阻害要因 68 第３章 調査結果－２：ヒアリング調査結果 71 １．調査結果 71 1.1 研究開発投資の傾向 71 1.2 オープン・イノベーションの推進 73 1.3 国の研究開発プロジェクトに求められること 83 ２．調査結果のまとめ 84 2.1 研究開発投資の傾向 84 2.2 オープン・イノベーションの推進 84 2.3 国の研究開発プロジェクトに求められること 86 第４章 調査結果からのまとめ・分析 87 １．研究開発投資と経済効果の因果関係 87 ２．研究開発投資から経済効果発現までのタイムラグの考え方 88 ３．研究開発投資行動の特性と経時的変化 88 ４．研究開発投資行動の変化の要因分析 89 ５．外部連携、オープン・イノベーション 90 ６．人材問題 93 ７．国の研究開発プロジェクトに求められること 93 第５章 課題の整理と今後の方向性 94 １．研究開発投資 94 ２．オープン・イノベーションの推進 95 ３．国の研究開発プロジェクト 96 参考資料：アンケート調査票 97 第１章 調査の概要 １．調査の目的 これまで、我が国の研究開発投資は、総額で見てもＧＤＰ比率で見ても額としては国際的に高いと 言われながら、事業収益を生み出す効率が低く、産業競争力の強化や経済成長への寄与が少ないとの 指摘を受けてきたところ。また、過去の経済産業省の調査によれば、近年、多くの企業で短期的な研 究開発投資が増加しており、研究開発費の大部分は既存技術改良型の研究に充当されるようになって いる。また、我が国企業の研究開発姿勢に、行き過ぎた自前主義があるとの指摘もある。 具体的には、我が国企業の研究開発投資が企業業績の伸びにつながっていない原因として、企業の 研究開発投資が将来の成長の種となる長期的研究開発に充てられず、技