阳电子亲和力による量子ド、ツ卜内闭じこめを利用した 原子炉压力容器 .pdf

JAERI-Tech l l i l- - l i 1 ， 川 山 川 川 川- - : h I 1 : J | l 町 川 川 u n ー 川 d n 山 山 山山 。 刷 聞O F 川 O m m m m mー | U Q川 M M 川 l - - i l ー - 1 1 1 - 1 - ー 一 2003・015 陽電子親和力による量子ド、ツ卜内閉じこめを利用した 原子炉圧力容器鋼およびそのモデル合金(Fe-Cu)中の 超微小銅析出物の形成過程と構造解明 (原子力基礎研究 H11・034) (委託研究) 長谷川雅幸*・永井康介*・唐政*・湯蓋邦夫*・鈴木雅秀 日本原子力研究所 JapanAtomic EnergyResearchInstitute 本レポートは，日本原子力研究所が不定期に公刊している研究報告書です。 入手の間合わせは， u本原了力研究所研究情報部耐究情報課(〒319-1195 茨城県那珂 郡東海村)あて，お巾し越しくださL、。なお，このほかに財団法人原子力弘済会資料セン ター(〒319-1195 茨城県那珂郡東海村円木原子力研究所内)で複写による実費頒布をお こなっております。 Thisreportisissuedirregularly. Inquiriesaboulavailabililyofthereportsshouldbeaddressed10ResearchInformation 司 DepartmentoflntellectualResources，JapanAtomicEnergyResearchlnstitute， Division Tokai-mura，Naka-gun，lbaraki-ken，319-1195，Japan ⑥JapanAtomicEnergyResearchInstitutc，2003 編集兼発行 日本原子力研究所 JAERI-Tech 2003-015 陽電子親和力による量子ドット内閉じこめを利用した 原子炉圧力容器鋼およびそのモデル合金 (Fe-Cu)中の 超微小銅析出物の形成過程と構造解明 (原子力基礎研究 H11034)・ (委託研究) 日本原子力研究所東海研究所安全性試験研究センター原子炉安全工学部 長谷川雅幸*・永井康介事・唐政市・湯益邦夫事・鈴木雅秀 (2003年1月29日受理) 材料試験炉 (JMTR)で中性子照射した原子炉圧力容器鋼のモデルFe-Cuについて陽電子消滅 実験を行い、照射によって生じたナノボイドや超微小 Cu析出物を調べた。その結果、ナノボイ ドの表面は、 Cu原子で覆われていること、このようなナノボイドは、約 400Cの焼鈍でその内 部の空孔が解離・消滅するために超微小 Cu析出物となることを見いだした。これら照射誘起の ナノボイドや超微小 Cu析出物は照射脆化に関し重要な役割を果たすことが強く示唆された。照 射脆化に重要な役割を果たすと考えられているNi、Mn、PなどをFe-Cuモデル合金に添加した 効果を調べた結果、(i)NiやPは、ナノボイド形成を促進するが、 Mnは逆に遅らせること、(ii) 約400Cの焼鈍によって生ずる超微小Cu析出物はほぼ純銅でこれら添加元素を含んでいないこ と、などを見いだした。さらに単結晶Fe-Cuの陽電子消滅2次元角相関 (2D-ACAR)測定から、 Fe中に埋め込まれた超微小Cu析出物(体心立方結晶構造)の Fermi面を求めた。この結果は バンド計算の結果と良く一致した。 Fe-Cuモデル合金中のCu集合体の陽電子親和力閉じ込めの 理論計算を行い、約 1n皿以上の埋め込み粒