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電磁妨害波エミッション試験における測定不確かさ評価例 (Uncertainty in EMI measurements) CISPR 16-4-2 旧CISPR 16-4 EMC測定の不確かさ 測定装置の不確かさ （規格） （財）日本品質保証機構 電磁環境試験部 羽田 隆晴 1 目次 • 伝導妨害波電圧測定における評価 ・測定用受信機の読み ・減衰量（擬似電源回路網－測定用受信機間） ・擬似電源回路網の電圧分割係数 ・測定用受信機の補正 ・不整合（擬似電源回路網－測定用受信機間） ・擬似電源回路網インピーダンス • 放射妨害波電界強度測定における評価 ・アンテナ係数 ・アンテナ係数補間 ・アンテナ係数高さ変化 ・アンテナ指向性の相違 ・位相中心位置、交差偏波識別度、平衡度 ・サイトの不完全さ 2 伝導妨害波電圧測定 測定用受信機の読み 入力量 Xi xの不確かさ u(x) i i dB dB 確率分布k 測定用受信機の読み V ±0.1 k=1 0.10 r ・測定用受信機の読みV は、測定システムの不安定 r さ、測定用受信機の雑音及び指示計の内挿に起因 する誤差のために変化する ・V の推定値は多くの読み値の平均で、標準不確か r さは実験標準偏差(k=1)で与えられる ・安定した信号を加えて繰り返し測定により得た実験標準（ｋ＝１）を 適用するか、ディジタル表示の最終桁分解能、アナログ指示計の 視差を一様分布で適用する ・ノイズフロアーは別項目にあるので、このテストは十分な信号帯雑 3 音比（例：40dB以上）の状態で行うべきといえる 減衰量（擬似電源回路網－測定用受信機間） xの不確かさ u(x) 入力量 Xi i i dB 確率分布k dB 減衰量： 擬似電源回路網－測定用受信機 Lc ±0.1 k=2 0.05 ・測定用受信機と擬似電源回