十津川村生活环境课平成17年度水质検査计画.docVIP

十津川村　平成２７年度水質検査計画 　水道法施行規則により、水道課では毎事業年度の開始前に水質検査計画を策定し、お客様に対して情報提供を行っています。 　これに基づき、平成２７年度の水質検査計画を策定しましたので公開します。 水質検査計画とは 　水道法施行規則により、水道事業者は、水源種別、過去の水質検査結果、水源周辺の状況等を総合的に検討し、自らの判断により水質検査等の内容を定めた水質検査計画を作成し、毎事業年度の開始前に水道の需要者に対して情報提供することとされています。 十津川村の水質検査計画 概　要 　十津川村の水質検査計画の概要は次の通りです。 基本方針 水道事業の概要 原水及び浄水の水質状況 検査（採水）地点 水質検査項目と検査頻度 臨時の水質検査 水質検査方法 水質検査計画及び検査結果の公表 水質検査の評価 水質検査の制度と信頼性保証 関係者との連携 １　基本方針 検査地点は、水道法で検査が義務付けられている給水管に加えて、浄水場内及び水源地とする。 検査項目は、水質基準項目を主として行なう（浄水全項目、原水全項目）。 検査頻度は項目別に毎日検査、毎月検査年１２回、省略不可項目年４回、浄水全項目３年に1回、原水全項目年１回行なう。 上野地簡易水道については、新施設のため水道法に基づき、平成２６年度～平成２８年度まで年４回の全項目検査を行う。 ２　水道事業の概要 　　　村内には簡易水道１０ヶ所、飲料水供給施設が４ヶ所あり、簡易水道４ヶ所（平谷地区、折立地区、小原地区、上野地地区）を村が管理し、他の1０ヶ所は地元管理となっている。 各施設の概要（平成２７年４月１日現在） 　施設名 水源地 処理能力(t/日) 給水人口(人) 処理方法 五百瀬簡易水道 三田谷 ３３ ２６ 緩速ろ過：後塩素処理 風　屋　　〃 広瀬谷 ６３ ８５ 〃 滝　川　　〃 三滝谷 ５９ ９６ 〃 大　野　　〃 湧谷 ２７ ３２ 〃 重　里　　〃 久保谷 ４９ ４６ 〃 永　井　　〃 久保谷 ４１ ７７ 〃 小原地区　〃 親の谷 ４１０ ５１１ 〃 折立地区　〃 大谷 ２４２ ４３２ 急速ろ過：後塩素処理 平谷地区　〃 柏谷：出合 ５９１ ４８３ 急速ろ過：前中塩素処理 上野地地区〃 河津谷 （深井戸） １６５ １７４ 急速ろ過：前塩素処理 川津飲料水供給施設 津越谷 ３４ ４６ 緩速ろ過：後塩素処理 上葛川　　〃 上葛川 ２０ ３４ 〃 田　戸　　〃 ハギ谷 １３ １３ 〃 玉垣内　　〃 サンザカ谷 ３１ ７３ 〃 ３　原水及び浄水の水質状況 　平谷地区簡易水道の水源地である柏谷：出合水源は、生活排水が混入している可能性があり浄水処理に注意を要する。 　重里、永井簡易水道はＣａ、Ｍｇ（硬度）の測定値が高く、特に重里簡易水道の の蒸発残留物の値は高い。 その他の水系については生活排水が混入する可能性は低く、通常水質は良好であるが降雨時に高濁度となり浄水にもその影響が出ている。 ４　検査（採水）地点 給水栓 平谷地区簡易水道は村営駐車場、折立地区簡易水道は折立公衆トイレ、小原地区簡易水道は道の駅、上野地地区簡易水道は浄水場内の配水管末端で検査を行う。 　　　　　その他の施設は各浄水場管理者の家で行う。　 浄水場 　　　　各浄水場内で行う。 水源 　　　　各水源地の上流を検査地点とする。 ５　水質検査項目と検査頻度 給水栓 　　水質検査項目 　　　表１の水質基準項目５１項目について検査を行う。 　　　毎日検査は色、濁り、残留塩素の３項目を行う。 　　検査頻度 　　　表１の頻度で行う。 　　　簡易水道１０施設については、最大で３年に１回まで検査頻度を減らすことができる項目（２７項目）を過去の検査結果から選び、頻度を3年に1回とする。ただし、上野地地区簡易水道については１　基本指針（４）に準ずる。 　　　飲料水供給施設4施設についても、簡易水道と同じく省略可能項目の検査を３年に１回の頻度で行う。 浄水場及び水源 　　水質検査項目 　　　浄水場では毎日検査項目（色、濁り、残留塩素）を行う。 　　　水源地（原水）では、水質基準項目５１項目から味?消毒副生成物を除く３９項目と嫌気性芽胞菌を行う。 　　検査頻度 　　　原水３９項目検査は簡易水道１０施設、飲料水供給施設４箇所は１年に１回の頻度で行う。 ６　臨時の水質検査 臨時の水質検査は次の場合に行う。 （１）　原因不明の色、濁りにより水質が著しく悪化したとき （２）　水源地流域で魚類の死体が確認されたとき （３）　臭気等による異常があったとき ７　水質検査方法 毎日検査を除く水質検査は奈良広域水質検査センター組合（御所市）に委託。 ８　水質検査計画及び検査結果の公表 水質検査計画は