第2学年学级活动（给食）指导案-aichi.doc

中学校第２学年　組　　　学級活動（給食）指導案 平成○○年○○月○○日（　）第○時限　　　 　　指導者　学級担任（Ｔ１） 栄養教諭（Ｔ２） １　　主題　　　朝食をとってパワーアップ ２　　主題設定の理由 　　朝食は１日の始まりの重要な食事である。しかし３回の食事の中では朝食はおろそかになりがちで ある。最も体の成長がめざましく部活動も中心的に活躍している２年生の時期に朝食を食べないこと は、学校生活において、特に午前中の授業にも影響してくる。 　　食習慣アンケートを実施したところ、２年生では６％の生徒が朝食をたべてこない、また、食べて くると答えた生徒の中で、主食のみと答えたものが３１％と、朝食の内容の乏しさがわかった。 　また朝食をとる生徒で、決まった時刻に排便すると答えた生徒は２５％だったが、朝食をとらない生 徒は１０％と違いがみられた。 朝食をとらない理由では、時間がないと答えた生徒は３３％、食欲がないと答えた生徒も４５％ あった。この結果から基本的な生活習慣と朝食の有無に関わりがあることが考えられる。そこで、部活動などのスポーツを積極的に取り組むためには、栄養バランスのとれた朝食を規則正しく食べることが重要であることを理解し、正しい食習慣を身につけさせたいと考え主題を設定した。 ３　 指導計画　１時間完了 ４　 本時の指導 　　目標 スポーツをしている時の体の状態を知り、スポーツ時に必要な栄養が理解できる。 朝食をはじめ、規則正しい食事の積み重ねは、スポーツをする上で重要であることが理解で きる。 自分の食生活を見直し、意欲的に健康管理ができる。 　　準備 　　　　　 朝食のアンケート結果、パネル、付箋紙、マジックペン、学習プリント 　 学習過程 時間　　配分 学　習　活　動 教師の働きかけと指導上の留意点 ４分 １　アンケート結果よりクラスの実態 ○　アンケート結果について知らせる。（Ｔ２） 　 　を知る。 　?　欠食率 　 　 　?　欠食の理由 　 　 　?　内容の乏しさ 　 　 　?　朝食と排便の関係 　 　 　 10分 ２　「スポーツをするために効果的な ○　ブレインストーミングの方法、留意点を知 　 　朝ごはん」をブレインストーミング 　らせる。（Ｔ１） 　 　 　する。 　 　 　 　 　 15分 ３　班でまとめた「スポーツをするため ○　班でオリジナティーあるアイデアを書かせ 　 　の効果的な朝ごはん」を発表する。 　司会者に発表させる。（Ｔ１） 　 ４分 ４　スポーツをしているときの体の変 化を考え、発表する。 ○　考える視点として、生徒自身の経験談などを思い出すようにする。（Ｔ２） 　 　?　体が熱くなる。 　 　 　 　?　疲れる。 　 　 　 　?　汗が出てのどがかわく。 　 　 評：　積極的に発表できたか。（授業中の発言、発表） 　 　 　 7分 ５　スポーツをする時に必要な栄養に ○　活動が激しければ、消費するエネルギーが 　 　ついて知る。 　 　多く、必要になることを知らせる。（Ｔ２） 　 　 ○　汗が出れば、水分とともに、無機質が失わ 　 　 　れることを知らせる。（Ｔ２） 　 　 　 ○　スポーツのための体づくりには、たんぱく質、無機質は必要なことを知らせる。（Ｔ２） 　 　 　 　 ○　疲労回復のためには、たんぱく質やビタミンが不可欠であることを知らせる。（Ｔ２） 　 　 　　 　 　 評：　スポーツをする人はしていない人に比べ、 　 　 　　バランスのとれた食事を規則正しくとらなければいけないが理解できたか。（観察） 　 　 　 10分 ６　望ましい朝食のとり方について考 ○　発表の中で問題点があれば、栄養教諭が助 　 える。 　言する。（Ｔ２） 　 　 　?　学習プリントに記入し発表する。 評：　自分の食生活を振り返り、よりよい食週 　 　　慣を身につけようとしたか。（学習プリン　 　 　 　 　 　　ト、発表） 　 　 　 （４）　　評　価 　　○　学習活動に積極的に参加できたか。 　　○　部活動などスポーツで効果的に成績を上げるためには、栄養バランスのとれた規則正しい食生活が必要であり、特に朝食が大切であることが理解できたか。 　　○　自分の朝食のとり方について自己評価し、自分の朝食について考えようとする意欲が高まったか。 朝食をとってパワーアップ