防火衣（上下型）仕様书-119.PDF

防 火 衣 （上 下 型 ）仕 様 書 防火衣（上下型）・しころ・防火帽・安全帯・防火長靴 平成２９年度 佐倉市八街市酒々井町消防組合 この仕様書は、佐倉市八街市酒々井町消防組合（以下「当組合」という。）が平成２９年度に整備する、消防 隊員用個人防火装備に係るガイドライン（平成２３年５月６日付け消防消第６６号通知）の規格に適合した防火 衣(上下型) ・防火衣・防火長靴５０式等について定めたものである。 第1 防火衣・しころ １ 概要 この防火衣は、外衣と中衣からなる多層構造とし、人間工学（エルゴノミクス）による特殊立体デザイン の上衣とズボンとする。外衣と中衣は着脱可能なものとする。 防火衣上衣は単体で、防火ズボンは夏用活動服ズボン（アラミド７０％以上混紡）着用で、防火衣の ISO 規格であるISO11613 アプローチA に準拠したものとする。また、血液・体液を媒介とする感染症病原体か ら隊員を保護するため、透湿防水層には、JIS T８０６１D 法に規定されているウィルスバリア性試験におい てクラス６レベルに適合する素材を用いること。 ２ 使用材料 （１） 外衣生地（上衣／ズボン共） 混 率 メタ系アラミド 90％以下 パラ系アラミド 10％以上 色 相 ネイビー 組 織 特殊二重織又は 変形二重織 重 量 215±10g/m² 加 工 撥水、撥油、帯電防止 外衣生地規格 混 率 メタ系アラミド 90％以下 パラ系アラミド 10％以上 組 織 特殊二重織又は 変形二重織 JIS L１０９６ 重 量 ２１５±１５ｇ／㎡ JIS L１０９６ 引張強力 タテ ２０００N 以上 ヨコ １６００N 以上 JIS L１０９６ A 法 引裂強力 タテ ３５０N 以上 ヨコ ３００N 以上 JIS L１０９６ A －１法 染色方法 メタ型・パラ型アラミド共に原液着色 顕微鏡法 番手 表・タテヨコとも ４０番手双糸 JIS L 1096 裏・タテヨコとも ２０番手単糸 密度 タテ ９１本以上（２．５４ｃｍ間） JIS L 1096 ヨコ ８１本以上（２．５４ｃｍ間） 燃 残 炎 時 間 １秒以下 焼 残じん時間 １秒以下 JIS L 1091 A-1 法 性 炭 化 面 積 １０c ㎡以下 染 洗 濯 （変）４級以上 JIS L 0844 A-2 法 色 （汚）４級以上 堅 汗 変 退 色 ４級以上 JIS L 0848 A 法 牢 度 摩 擦 （乾）４級以上 JIS L 0849 Ⅱ形法 撥 水 度 L０／L１０ ５級以上／３級以上 JIS L 1092 スプレー法 1 撥 油 度 L０／L１０ ５級以上／４級以上 AATCC １１８法 摩擦帯電電荷量 ７μC / ㎡以下 静電気用品構造基準による