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Progress of Shintake Monitor(ATF2 IP-BSM) KEK site meeting 2008/8/5 T. Yamanaka 前回からの進捗状況 位相安定化測定の準備 30度モードでの干渉縞測定 タイミングジッター測定 光路計算 IPでのPSDを使った位置測定準備 位相安定化測定の準備 必要な準備 測定用の光路（まだあまりできていない） イメージセンサ?DAQシステム（完了） ピエゾステージ?駆動システム（途中） 位相安定化用ディレイライン （ピエゾステージ駆動） 干渉縞測定イメージ センサ 干渉縞拡大用顕微鏡レンズ 30度モード干渉縞測定セットアップ R=50% splitter R=100% mirror R=100% mirror f=300mm convex lens φ1μm pinhole photo diode automatic stage Phase Stabilizing Delay Line image inverting Dove Prism 30° 30度モードの干渉縞測定 30度モード時の干渉縞ピッチ　1.028μm ピンホールの径が　1±0.5 μmなので、干渉縞が見えるかどうか難しい φ1μmならVisibility = 0.208だが、ピンホール径の誤差を含めると、期待されるVisibilityは　0 Visibility 0.735 　と、広い範囲をとってしまい、 　　詳細な解析は難しい ?　30度モードの測定は目安 　　程度にしておき、これ以上 　　の解析は行わない 干渉縞測定結果 赤：　上側の光路 緑：　下側の光路 青：　両方入射（干渉縞） 赤：　干渉縞の最小値 緑：　干渉縞の最大値 青：　干渉縞 Visibility = 0.208で計算 干渉縞拡大図 タイミングジッターの測定 レーザー光の出射タイミングと、電子ビームの到達タイミングのズレを補正するため行う PINフォトダイオード レーザー光 Signal Divider Discriminator CS ADC TDC Q-Switch トリガ 今回の測定では、レーザーのQ-Switchのトリガに用いている信号と、PINフォトダイオードからの信号の時間差を使う 応答の速い フォトダイオード パルス高によるタイミングのズレを補正するためにCS ADCで信号の大きさも同時測定する タイミング測定の配線図 測定結果 　測定されたタイミングジッターは、11.8 counts×35 ps = 413 ps 　東大での末原さんの測定時は、364 ps （補正なし）であり、差が出てしまっている 　CS ADCで、信号の大きさも同時測定したが相関は見られなかった（東大での測定 時は相関が見られた）　 　今回はとりあえず、セットアップを組んで測定してみたところなので、今後詳細な測定を行いたい タイミングヒストグラム TDCとADCの相関 光路計算 計算方法： 最初に全データで、位置の平均を出し、そこを計算時のPSDでの原点とする PSD2での位置を固定して、レーザー光の角度を変えていき、PSD1での位置に一致する角度を探す ここから定まった位置 　　と角度でIPでの位置ずれ 　　を計算する PSD1 垂直定盤へ レーザー定盤から PSD2 IP レーザー定盤(上面図) 垂直定盤(正面図） IPでの位置ずれの計算結果 　IPでの位置のジッターがRMSでも20μmぐらいあるとなってしまっている（実際のRMSは1μm未満と思われる） 　IPでの位置ずれはレーザーの角度ジッターでしか生じない（レンズの焦点位置になっているので、レーザーの位置ジッターはほぼ効かない）ので、角度ジッターを過大評価してしまっていると考えられる 　?　計算の改良を検討中 IPでの位置（計算値） PSD1での位置（測定値） PSD2での位置（測定値） IPのPSDの準備 IPに別のPSDを置いて、前に設置してあるPSD1、PSD2から計算したIPでの位置が正しいか検証する IPでのPSDは、他のPSDよりも分解能の良い 　（1.5μm）ものを用いる