砂防関系事业再评価审査表.PDF

砂防関係事業再評価審査表 かきがなるがわ 箇所名 柿ヶ成川 事業名 通常砂防事業 補助･単独の別 補助 みやづ き た 事業主体 京都府 事業箇所（区間） 京都府宮津市喜多地内 柿ヶ成川は、２級河川大手川に合流する土石流危険渓流であり、下流には人家、 公民館及び市道等の保全対象がある。 本渓流では、過去に小規模な崩壊や土石流がたびたび発生していたが、平成１ 事 事業目的 ０年９月の台風７号により発生した土石流を既設の砂防堰堤が捕捉して、満砂し た状態になった。そこで、新たな集中豪雨等による土砂災害を未然に防止するた 業 め、既設砂防堰堤の嵩上げと新たな砂防堰堤の設置を計画し、平成１０年度から 通常砂防事業に着手した。 概 事業内容 砂防堰堤２基（既設堰堤の嵩上げ、新設） 要 上位計画 新京都府総合計画 事業着手年度 平成１０年度 経過年数 １０年 部分供用の有無 有 事 完了予定年度 平成２１年度 都市計画決定 なし 業 進 事業進捗状況 全体事業費 H19末投資額累計 進 捗 残事業費 捗 （内用地費） （内用地費） （％） （内用地費） 状 況 ５．３億円 ４．１億円 ７７ １．２億円 （０．３） （０．３） （１００） （０） 現 状 １号砂防堰堤（嵩上げ、堆積土砂の除去）が完成 現状での課題 なし 災害発生時の影響（被害想定区域内） ①保全人家 ：３２戸 事 ②耕地 ：２．７ha 業 ③公共施設等：柿ヶ成公民館、市道０．３km、橋梁１箇所 目 的 過去の災害履歴 に 事 関 ①被災概要 ：平成１０年９月の台風７号により発生した土石流を既設の砂防堰堤が捕 業 す 捉して、満砂した状態になった。 を る ②人的被害数等：なし 巡 条 る 件 災害発生の危険度 社 会 平成１６年１０月の台風２３号により、流域内で新たな山腹崩壊や渓流の荒廃が発生し 情 たため、集中豪雨時に再び下流の人家等に被害を及ぼす危険性があるため、平成１７年度 勢 に、嵩上げした１号砂防堰堤において堆積土砂の除去を実施し、さらに２号砂防堰堤の早 の 期完成が望まれる。 変 化 ①地域開発の状況 等 変化なし ②地域の協力体制 地 地域住民や地権者に対して事業説明会を実施しているが、砂防事業に対して理解が得 域 られており、用地提供についても協力的で、買収は今年度完了予定である。 の ③関連事業との整合性の変化 状 台風２３号を契機に流域内で治山堰堤の整備が進んでいるため、治山事業と計画調整 況 を行い、治山堰堤の抑制量を砂防施設の効果量に見込むこととした（約１割）。 ④地域の事業に対する社会的評価 平成１０年の台風７号、平成１６年の台風２３号により発生した土石流を砂防堰堤が 捕捉し、土砂災害を未然に防止することができたため、砂防事業に対して評価が高まっ ている。 6-1 かきがなるがわ 箇所名 柿ヶ成川