ハンマー取说 - 槙野产业.doc

スイングハンマークラッシャー 型式 EE-300 《 取扱説明書 》 槇野産業株式会社 本社 東京都葛飾区東四ツ木2-11-8 TEL 03-3691-8441　FAX 03-3691-8445  ＜目次＞ 概要 p3 1:構造 p3 2:特長 p3 3:据付 p4 4:無負荷試運転 p5 5:負荷試運転 p5 6:排出 p5 7:停止 p5 8:給脂 p5 9:部品の交換(時期)及び取付方法 p6 10:その他 p8 付録 構造及び部品名称 p9 消耗部品数量表.寸法表 p9 概　要 　スイングハンマークラッシャーは、大きな原料を力強く砕く基本的な粉砕機です。廃木、魚貝類、鉱石、海草類、ベークライト、肥料、飼料、顔料、及び化成品など、その用途は極めて多岐にわたっております。 1:構　造 　スイングハンマークラッシャーは、ハンマーを装着したローターと固定刃、スクリーン、軸受、及び駆動部品とで構成されています。 　ハンマーは、スイングしますので、硬いものや、割れにくいものがある場合には、ハンマーが動きながら繰り返し衝撃を与えます。製品粒度は、ハンマーの回転スピードと装着スクリーンの穴径で決定されます。 図:1　参照 図-1 1:ハンマー 2:ローター 3:固定刃又は固定板 4:スクリーン 2:特　長 1:鉱石から化学品まで非常に幅広い用途に対応できる。 2:投入口が大きいので、大きな原料の投入ができる。 3:ハンマーは、スイングするので、耐久性に優れている。 4:シンプルな構造で、メンテナンスも簡単。 5:消耗品が安価。 3:据　付 据付の際には特に下記の点に注意して下さい。 1:架台には、振動、騒音発生のないよう、水平器により水平を出し、しっかり固定して下さい。 2:架台が分解してあれば、それぞれ合マークに合わせて、ボルトで組立て下さい。 振動を伴う機械である為、寸法、直角等確認後ボルトの増し締めをして下さい。 3:Ｖベルトは直線に（プーリーの芯出しに注意して下さい）適正に張って下さい。 張りすぎ、芯ずれは機器損傷やベルト切れの原因となります。 緩みすぎは、動力ロスやベルト切れの原因となります。 下記に示しているのは、適正な張り調整の目安です。参考にして下さい。 テンションメーターを使用すれば、簡単に調整できます。 ベルトに適正張力を与えるための張り荷重 ベルト形 小プーリー外径の 新しいベルトの張 張り直した時の張 張り荷重最小値 　 範囲(mm) り荷重(kgf/本) り荷重(kgf/本) (kgf/本) 　 67～90 2.5 2.2 1.8 3V 91～115 2.9 2.6 2.0 116～150 3.4 3.0 2.3 151～300 3.9 3.4 2.6 180～230 8.7 7.6 5.9 5V 231～310 10.6 9.2 7.1 311～400 12.4 10.8 8.4 4:モーター位置決定後、モーターの固定ボルトをしっかりと締め付けて下さい。 5:安全カバーは、ボルトで固定して下さい。 6:投入ホッパーは、本体の投入口にボルトで固定します。 7:排出ホッパーは、架台下面にボルトで固定します。 4:無負荷試運転 4-1:試運転前の点検事項 1:始動前に蓋を開き、残留物の無いこと、スクリーンの装着、損傷、摩耗、ハンマーの損傷、摩耗を確認して下さい。 2:蓋を閉め、全てのボルトの締っていることを確認して下さい。 3:起動させる前に手で回し、接触など異常の無いことを確認して下さい。 4:金属片などの異物が混入しないように注意して下さい。 4-2:始動 1:スイッチを入れる場合インチングにより、回転方向の確認をして下さい。（回転指示矢印に合わせる） 　逆方向で運転をしますとボルトの緩みなど事故の原因となります。 2:起動には受電容量に応じて、スターデルタ始動器などが必要となりますので確認して下さい。 3:異常の有無を確かめ異常がなければ連続運転に入ります 5:負荷試運転 1:原料投入は起動後、回転が安定（電流計の針の振れが安定）したことを確認後開始して下さい 2:原料投入量はモーターの定格内（モーター銘板表示定格電流値）にして下さい。 　過供給は、機器、モーター損傷の原因となります。 3:原料投入方法は、投入ホッパーへの投入を徐々に増やし、モーターの定格内に収まる様に投入量を決めて下さい。 6:排　出 　投入ホッパ