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溜池通信vol.588March25,2015Biweekly
溜池通信vol.588 Biweekly Newsletter March 25, 2016
双日総合研究所
吉崎達彦
Contents ************************************************************************
特集:長期停滞と向き合う世界経済 1p
<必威体育精装版号のForeign Affairs 誌から>
”The Age of Secular Stagnation” 「長期停滞の時代」 6p
<From the Editor > 新年度の計画 9p
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特集:長期停滞と向き合う世界経済
Foreign Affairs 必威体育精装版号(3/4 月号)の特集は”The World Is Flat.”です。題名だけ見れば、
2006 年のトマス・フリードマンによるベストセラーと同じですが、こちらは”Surviving Slow
Growth” (低成長時代を生き抜く)という副題付きで、ペシャンコになった地球儀の絵が
添えられています。つまり 『パンクした世界経済』というわけ。
現下の世界経済は 「長期停滞」に直面しているように見えますが、果たしてどういうメ
カニズムでそうなっているのか、そしてどんな対応策が可能なのか。米国と中国、さらに
日本はどんな手が打てるのか。今後の国際協調のあり方を考える必要がありそうです。
●2006 年と2016 年の違い
トマス・フリードマンの 『フラット化する世界』(日本経済新聞社)は、ほんの 10 年
前にしては懐かしく感じられる本である。インドのバンガロールには、米国企業のコール
センターがたくさんできていて、低賃金のインド人たちが「24/7」で働いている、という
1
描写が印象に残っている。要するにグローバル化と IT 時代の到来を派手に描いた本であ
る。そういえば 2004 年の米大統領選挙では、ジョン・ケリー候補が 「アウトソーシング
とオフショアリングを止めよう」と主張していたことを思い出す。
当時、本書に対する批判として、 「ビジネスクラスから見たグローバル化論」という指
摘があった。トマス・フリードマンはNY タイムズ紙の花形記者だから、きっと5 つ星ホ
テルとビジネスクラスのフライトで世界を駆け回っているのであろう。でも、そんなこと
で本当の世界経済の姿が見えるんですかね、という嫌味である。
1 “24/7 =24 hours a day/ 7 days in a week”のことだが、これも最近はほとんど「死語」の感がある。
1
10 年後の今になってみれば、確かにこの本は楽観的過ぎた。今週、ブリュッセルで自爆
テロ事件が発生した後では、特にその感が強くなる。ISIS はSNS を使って、 「ホームグロ
ーン」のテロリストを養成し、国境のはるか彼方から事件を起こしている。これがグロー
バル化とIT 時代の「負の面」でなくていったい何なのか。仮に2006 年にLCC で世界を、
特にイスラム圏を重点的に回るジャーナリストがいたら、 『フラット化する世界』とはま
ったく違う、より悲観的な世界経済像が描けたかもしれない。
今回のテロ事件は、欧州における難民問題の解決を更に困難なものにするだろうし、6
月23 日に予定されている英国の国民投票において、「EU 離脱」の声を強めてしまうので
はないか。さらには異例続きの米国大統領選挙において、トランプ候補の 「暴論」に新た
な力を与えてしまいそうである。
その問題はさておいて、世界経済の雰囲気が10 年前とは一変してい
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