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糟屋演习林植物调查(豫报)
1
糟 屋 演 習 林 植 物 調 査(豫報)
初 島 佳 彦
S. Hatusima : Preliminary Report an the Flowering Plants and Ferns
hitherto known from the Kasuya Experimental Forest
of Kyushu Imperial University
緒 言
九州帝國大學農學部附属糟屋演習林 は福岡市 を距 る東方約十二粁の地點 に散在 し
各種學術的研究 並に學生 の實地演習上至便 なる位置に在 るに拘は らず 今 日迄 一・括 明
示せ る植物調査報 告な く不便 を戚す るこご勘 なか らず。
小官昭和七年以來本演習林の植物調査の命 を受け 前後三 回に亘 り梢々精密 に調査
す ることを得た う。 然れ ども短時 日の爲術幾分の遺漏な きを期せず と錐、 之は後 日
の調査研究に侯 つ とし、一 まづ茲に発 表 し森林施業への指針た らん と欲 す。
本調査に當り 始絡御懇篤な る御指導並 に御忠言を賜 は6た る演習林長土井激授、
學名其他の事項 に就 き種 々御注意 を賜は うた る金平敢授 に深甚の謝意 を表 し、 尚殼
斗科、渉草科の一部疑問品に就 きては夫々京大、小泉博 士、大井次三郎 氏に援助 を
乞へ り。鼓 に謝意を表す。
(一)糟 屋演習林 の位置 、地形 、地質 、氣候
位 置(植 生圖の部分滲照)
本演習林は福岡市の東方約十二粁、 博多湾に流入する名島川の上流域篠栗盆地の東
北部一帯を占むる山丘上に小團地状をな乙て散在 し、篠栗町、勢門村及久原村の三ケ
町村に跨 う北緯三十三度三十七分十一秒 乃至 同三十三度三十九分二十六秒、東経
百三十度十三秒乃至同百三十度三十三分十九秒の間に介在す。 測定面積約三百六十
2
七 ・七階 にして七小團地 に分 る。
今各團地別面積 を表示すれば次の如 し。
地 形
本演習林 は山頂部 を占む る小團地 なるを以て各團地毎に地勢同 じか らず、 概 して
火成岩系及古生層 に慶す る團地は傾斜急峻 にして、 第 三紀層 に属す る箇所は緩斜 叉
は丘陵性 を帯ぶ るものの如 し。
次 に各團地別海抜高、傾斜並に方位 を表示すれば次の如 し。
3
地 質
本 地方一帯の地質構成 を概観す るに第 四紀層及第三紀層 を上層 とし秩父古生層 を
下層 とす る整層下 に一大花 陶岩層の隆起登達 と輝轍檀岩類の盗出貫入あ りた る爲め、
上整層は西方 に約 十五度内外の傾斜 を以 て傾 き後、水蝕作用行はれ各層の露出を見、
第四紀層、第 三紀層、古生層、火成岩層の順位 に所謂覆琵状構造を呈す るに至れ6。
之が爲め第三紀爽炭層は炭化促進作用 を受け、 又古生層の岩石及貫入の火成岩 自禮
は顯 著なる接鯛変質 作用 を被 り随所 に鑛液 の沈澱に よる鑛床の螢達及各種愛質岩の
生成 となれ り。 新建、 生 ケ谷及荒平團地 に於 ける銅鑛は前者 に属 し、飯盛、荒平團
地に於け る撒概岩類の蛇紋化、 生 ケ谷團地 に於け る水成岩類の硅岩化等 は後者の例
に囑す。依 て各團地に於て地質關係相同 じか らす、 次に一覧表 を以て説明に代へん
こす。
両演習林 に於ける地質 に關す る詳細は梶木元助手に よう調査 中に付 き他 日登表せ
らるるこごご信ず 。
氣 候
本演習林 に於 て氣象観測 を開始 した るは昭和二年五月にして、 観測所 は福岡 測候
所(福岡 市大字佳吉 に在 り海面上四 ・三米)を 距 ること東北方十二粁、 海抜標高五
十米な る演習林事務所構内にあ う。 人員及外業の都合上一回観測、 正
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