平成25年救助工作车Ⅲ型仕様书下関消防局救助工作车Ⅲ型.DOCVIP

平成２５年度 救助工作車（Ⅲ型）仕様書 下関市消防局 救助工作車（Ⅲ型）仕様書 第１　総則 １　この仕様書は、下関市消防局（以下「当局」という。）が、平成25年度に購入する救助工作車Ⅲ型（以下「本車両」という。）の製作に必要な仕様について定める。 ２　本車両は、緊急自動車として、道路運送車両法、道路運送車両法保安基準等の関係法規及び緊急消防援助隊設備整備費補助金交付要綱に適合するものでなければならない。 　３　契約にあたっては、本仕様書をよく検討して十分熟知の上、契約するものとし、契約後における一切の疑義は、すべて当局の解釈に従うものとする。 　４　本車両の艤装品及び装備品等は、指示があるものを除き、すべて新規製品とする。 ５　本車両は、キャブオーバー型ダブルシート、四輪駆動シャーシにウインチ装置、クレーン装置、屋上自動上昇式発電照明灯等を装備するとともに各種救助用資機材を積載し、あらゆる災害に際し、迅速、適切な人命救助活動に供することを目的として製作するもので、各部構造、装置は堅牢で耐久性に富み救助活動の酷使に十分耐えるものでなければならない。 ６　製作の進行に伴い、本仕様書及び承認図に変更を必要とするとき、あるいは不審な点が生じたときは、直ちに当局に連絡の上、その指示を受けるものとし、その際は確認の図書を提出すること。 　７　納入者は、本車両の納入までに発生した、いかなる事故に対しても、その責任を負うものとする。 ８　納入者は、本車両納入後、特別に装備したウインチ装置、クレーン装置、屋上自動上昇式発電照明灯、救助資機材等の構造、取り扱いについて指導者を当局に派遣し、この指導を当局員に行うこと。（これに伴う経費は受注者が負担すること。） 　９　本車両の納入に際しては、完成検査を行うこととし、必要に応 じ中間検査を行うものとする。 納入者は、完成検査等において不適格と認められた箇所及び部 　品については、直ちに無償で取り替え、または補修を行うものと 　する。 　11　本車両は、納入の日から1ヶ年以内に設計製作上の不良等に起因する事故、障害等が発生した場合は、直ちに無償で修理、又は取替え等を行うこととし、特殊装置及び積載器材等については、各メーカーの保障した期間とする。 　　　ただし、特に重大な故障または欠陥については、前記期間を越えた場合であっても無償で修理等を行うものとする。 　12　本車両の登録手続き及び費用（重量税、自賠責保険料は除く）は納入者が負担すること。 　13　本車両の改造、艤装等製作にあたって工作所有権に関する法令等に抵触する問題が発生した場合は、受注者が問題解決を行うものとすること。 　14　本車両の納入は、平成２６年３月１０日までとし、納入場所は当局とすること。 第２　提出図書 １　受注者は、本車両の製作に先立ち、当局担当者と製作上の細部にわたり十分な打ち合せを行ったうえで、次の図書を各２部提出し、承認を受けた後に艤装を行うものとする。 ⑴ 製作承認図（前、後、両側面、上面の５面図） 　　⑵ 製作工程表 　　⑶ 車体骨組図 　　⑷ シャーシ組立図 　　⑸ キャビン組立図及び架装図 　　⑹ 動力伝達装置関係図 　　⑺ 電気系統図及び配線図（配線及び容量） ⑻ 特殊装備製品図及び架装図 　ア クレーン装置 　イ　ウインチ装置 　ウ　屋上自動上昇式発電照明灯 ⑼　積載資機材の積載要領図 ⑽　各種ワイヤー類、シャックル、ピンドルフック、牽引装置、 確保用Ｄ環等の強度表 ⑾　その他当局が指示する書類 ２　本車両の完成納入時に、次の関係図書を当局に各３部提出すること。 　⑴　自動車取り扱い説明書及び整備要領書　　（パーツリスト含む） 　　⑵　特殊装置取り扱い説明書及び整備要領書　（パーツリスト含む） 　　⑶　本車両の写真（完成車の新規登録前の前面、後面、両側面、上面のカラー写真） 　　⑷ 自動車改造計算書（車両重量、車両総重量等の計算書）　　　　　　 　　⑸ 各種保証書(１部提出) ⑹ 艤装後の重量分布及び転覆限界計算書 　　　ア　最大安定傾斜角度 　　　イ　前、後車輪最大荷重（軸重） 　　　ウ　走行性能（出力性能曲線図） ⑺ その他当局が指示する書類 第３　シャーシの仕様 １　本車両に用いるシャーシは、キャブオーバー型ダブルシート　５.５t級増トン仕様低床４輪駆動の消防用シャーシとすること。 　２　この仕様書において、指定したもの以外の装備については、消防用シャーシとして、メーカーが公表した標準取付品が装備されていなければならない。 　３　主要諸元 ⑴　型式　 キャブオーバー型ダブルシート５.５t級増トン仕様シャーシ （ＳＤＧ－ＧＸ７Ｊ増トン仕様同等以上） ⑵　エンジン型式　 ア　水