回大会(现地研究会〉に参加して-北海道畜产草地学会.PDF

第 12回大会(現地研究会〉に参加して 高橋俊行 (弘前大学農学部〕 去る 47年 9月 11日-12日の2日間Kわたりー根釧地方の畜産施設・賂農経営Kついての現 地研究会が開催されたので、その様子を次K紹介しよう。 11日1~時 4 0会K主/fI路駅前をパスK よb出発したわれわれは、国道::38号線を西へ、大楽毛からま bも国道へ入b最初の見学地である 北海道畜産振興公社の釧路食肉処理工場(割11路市新野)へ向う。 到I!路食肉処理工場:北海道畜竜振興公社はホクチクと略称し、昭和生 5年 8月K設立されたが、 その目的は酪農の進展にとも左い増加する乳用雄子牛を肉用として肥育する技術を確立し、その肉 を近代的方法Kよb処理加工し、食肉の生産流通の近代化Kよb酪農経営の安定と食生活の向上 をはかるととであるQ 4億 6，80 0万円を投じ 46年11月から操業を開始しただけあって、新し い近代的左施設である。 とζでの作業順序は、けい留場から引き出された牛は体重を測定し、ノツキングベンKないてと 殺銃Kよbと殺され、高架軌条K懸乗されたまま放血・解体・剥皮され、分割作業を経て枝肉と左 るつ枝肉は懸肉室K運ばれ、冷蔵庫K保管される、次K高架軌条Kょb加工室へ運ばれ正肉と左る。 正肉は真空包装され、ダンボーノレ箱K詰められ、チノレド肉(真空包装肉〉として出荷される。 と殺解体能力は大動物1日100頭・小動物 1日20.0頭であb、冷蔵保管能力は 1日2~ 0頭 である。 2 施設をみると、動物けい留場 390m人と殺解体室4.~ 0ri1、内蔵処理室27 0 mえ懸肉室11)0 3 3 3 2 m 、冷蔵室 ~ 30m、冷凍保管室210m、資材室や機械室左ど合計2，07.4m ある。その他K 焼炉80m2 430m2を設け、いわゆる畜産公害の防止 、前ヒ槽 K意を用いている。 建物・施設が新らしいせいもあるが、室内は清潔で、従業員の顔もいたって明るいのいわゆる、 と殺場といった暗いイメージは全く感じられ左かったことは喜ばしかった。見学予定時刻をオーバ ーし次の見学地である標茶町育成牧場ヘパスを走らせた。 標茶町多和育成牧場:磯分内K近く、総面積 1.4 77.haを占め、昭和42-46年Kわたり総事 業費6億 7，7?0万円を投じて完成したものである。‘採草地2O 0ha、放牧地7~ 0haがある。 夏期間の(5-10月の 15 0日)1日平均放牧頭数は昭和47年の実績では 2，20 0頭、冬期間 の (10--5月の 21 5日)1日平均舎飼頭数は40.0頭であったの 農業機械関係の施設は、トラクタと付属機械8セット 3，194 万円、その格納庫 1 棟~ 24m2 -79ー 4 9 8万円がある。乾牧草調製施設としてドライヤ 1台と乾草舎 1棟只 10万円がある。他に電気 関係の施設としては単相線があゐが、動力源としては物足b左い感じがした。 牧場の展望台K沿いて、場員の方から種々と説明を閣いたのであるが、日は暮れてくるし寒いと いうことで、早々に引き上げ、今夜の宿泊地である養老牛温泉へ車を走らせた。 佐藤牧場:養老牛温泉を早朝K出発したわれわれは、中標津町俣落の佐藤牧場を訪問した。昭和 R 0年群馬県から入植し、現在は兄弟 2人の共同経営である。採草地 70ha、放牧地R0ha、その 他をあわせ 14 2haの土地と乳牛8s (うち経産牛5o )、肉牛 s9を所有している。昭和4o年 度の経営収支をみると所得率 29婦であって低い感じがする。 1頭当たb乳量は4150kq脂肪率 3.4%であb、全体的Kみて健全経営であるといってよかろう。 ことでの機械施設は、白走ノ、}ベスタ 1セット(5戸共同入トラクタは 77馬力を