低品位炭利用促进事业についてH27年7月14日-NEDO.PDF

低品位炭利用促進事業について H２７年７月１４日 （国）新エネルギー・産業技術総合開発機構 環境部 クリーンコールグループ 主査 大畑 博資 低品位炭利用促進事業 低品位炭利用の必要性 第4次エネルギー基本計画（平成26年4月閣議決定） 石炭火力発電は安定供給性や経済性に優れた重要なベースロード電源として 位置づけられている。 石炭火力発電が今後ともその役割を担うためには、我が国への石炭の安価で安定的な 調達が必要である。 平成26年総合資源エネルギー調査会鉱業小委員会 低品位炭の利用拡大の狙い 石炭資源の有効活用を図る。 石炭の供給リスクの低減及び安価な調達に繋げる。 我が国の低品位炭利用技術の海外展開を進め、産炭国における高品位炭の 使用量を減らすことで、我が国への高品位炭のより安価で安定的な供給に資 する。 1 低品位炭利用促進事業 世界の石炭採掘可能埋蔵量 ヨーロッパ 無煙炭＋ 2,737億トン 褐炭 瀝青炭 33% 30% 中央アジア、東アジア 褐炭 褐炭 13% 亜瀝青炭 12% 2,179億トン 無煙炭＋ 37% 瀝青炭 北アメリカ 無煙炭＋ 46% 亜瀝青炭 瀝青炭 亜瀝青炭 2,451億トン 41% 30% 58% アフリカ、中東 329億トン 東南アジア、 無煙炭 ＋瀝青 無煙炭 オセアニア 南アメリカ 炭99% 褐炭 ＋歴背 1,072億トン 49% 炭 146億トン 48% 無煙炭＋