中小企业诊断士-大阪府中小企业诊断协会.PDF

（　 2　 ） 診 断 士 平成26（2014）年　知事年頭所感 大阪府知事　松井　一郎 　新年あけましておめでとうございます。 　さらに、来年 2015 年は、大坂の陣、道頓 　昨年は、経済面でもようやく回復基調がみ 堀川開削から 400 年などさまざまな節目の年 られる中、2020 年東京オリンピック・パラ に当たり、大阪の魅力を世界に向けて発信し リンピックの開催が決定するなど、日本全体 ていくシンボルイヤーと位置付けています。 に明るい兆しを感じる年となりました。大阪 毎日、大阪のどこかでイベントが行われてい においても、うめきたの先行開発区域グラン る「年間を通じた空前のお祭り」となるよ フロント大阪の開業といった、明るいニュー う、今年から準備を進めていきます。行政と スがありました。 して、規制緩和や活躍の場の提供、広域的な 　知事就任以来「大阪の再生」が「日本の成 プロモーションなど主役である民間の取組み 長をけん引する」という強い意志の下、「変 を支え、府域全体で大阪の都市魅力を高める 革と挑戦」の取組みに全力を注いでいるとこ 取組みを加速していきます。 ろです。就任３年目を迎え、2014 年は、さ 　成長とともに、「府民の命を守る」ことは、 らなる飛躍の年にしたいと思います。 行政として取り組むべき最も基本的な使命で 　柱の一つは、大阪府と大阪市で一本化した す。とりわけ、南海トラフ巨大地震対策は、 「大阪の成長戦略」に基づく持続的な「成長」 喫緊に取り組まなければならない課題です。 の実現です。その起爆剤となるのが「特区」 　「人命を守る」ことを最優先に、「防災」は です。大阪の成長のためには、人材や企業が もとより、被害を最小限にくいとめる「減災」 国内外から集まり、新たな価値を創出する「イ の取組みが重要です。また、大阪が被災した ノベーション都市」へと生ま