中日文化比较课程——“内”与“外”意识比较特别讲义.ppt

「ウチ」と「ソト」の空間概念について 課程名称：中日文化比較 授業対象：東北大学　日本語学部　三年生 所要時間：4時間 王　秋菊教授 目次 一、はじめに 二、ウチとソトの定義 三、日本人のウチとソトの空間概念 四、ソトをウチ化する 五、ウチ志向の文化（視覚型） 一、はじめに 参考書： 　 『ウチとソトの言語文化学　文法を文化で切る』 牧野成一　1996年　アルク 　 『日本人論』南博1994年　岩波書店　等 牧野氏はプリストン大学の教授　言語学者　 主にアメリカと日本の文化を比較しながら書いたものが多い。　 牧野氏による言語文化学の定義 「言語文化学とはすでに社会慣習として確立している言語的、文化的諸特徴を研究対象とし両者の相関関係をある普遍的な媒介物を通して科学的に記述すること目的とする学問である」 ウチとソトについて非言語的空間概念を介して文化と言語の関わりを見たい。 二、ウチとソトの定義 漢字で書く場合、「内」と「外」 内：中国語では？ 　　日本語の辞書よるともともとの意味は「ある範囲、領域においてその範囲、領域を超えない部分」 　 図示！ 　　「中」とどう違うか？中は「他のものに挟まれ（取り）囲まれた部分』である。 　　　　　例えば：このジュースの缶の中(内)？には毒が混じっている。 外：「ある範囲、領域についてその範囲、領域を超える部分」 図示！ この意味から 「内」の一般的な意味は 　　　一定の限界の中、内部、以内、自分の属する側（のもの）、中、国内、身の周り、自分の家、夫又は妻、外から見えない心の中、公式でない面、自分である 。 中国語の内（nei）は？ 英語ではinsadeだけでhome hausenoの意味はない。 「ウチ〓我が家」が成立する文化－日本 　　　　　 　　　　　　　　成立しない文化－アメリカ、イギリス 我が家はどんなところなのか ――自分の原点、心地よい所、大切なところ 『ウチの空間』は牧野氏によると一言で言えば「関わりの空間：spaca of invoemen」である。 例えば：家族が集まる空間は他の家族と関係がある つまり、ウチの空間では人々はまさに視覚、聴覚、 嗅覚、味覚、触覚という五感を使って直接的な関わ りが持てる。 三、日本人のウチとソトの空間概念 ⑴　物理的なウチ、ソト 家――家の外 国内――国外 外出着――普段着 ⑵　時間的なウチ、ソト　　 ウチは現在 ソトは過去、未来 ⑶　心理的なウチ、ソト 家族――他の人 自分の大学――他の大学 知り合い――そうでない人 -----本音と建前の話－京都を例に 　　　ウチ、ソトの領域がはっきりしていない文化では日本人がソトだと思っていてる空間でも本音をいうことに躊躇がない. ――中国は？ 　 日本人はウチ、ソトを峻別してソトには建前を言う。そして、誰かウチとソトのメンバーかは絶対てきに決まっていなくて状況次第で変化する。 四、ソトをウチ化する ソトよりウチの方が心地よいので、ソトのものをウチに引き込む。つまり、ウチ化してしまうことがある。 例 ○写真をとること ○日本庭園　生け花　盆栽 ○求心的な食空間－ 『同じ釜の飯を食う』という表現 お鍋、バーベキュー ○団体行動 ○制服 五、ウチ志向の文化（視覚型） 視覚型文化の特性 　　１、ある（無）生物（人間を含む）がどう見えるか、ど う感じられるかに高度の注意を払う。特に、他人を判断する時に視覚的手がかりを重視する。 　　２、対象を小さくしてウチに持ち込もうとする。 　　３、機能的に同じものの、視覚的バリエーションと様式化が多い。 　　４、不可視的な原理を自分で創造する代わりに出来合いの原理なり、ものを借用し、それを改良、生産しようとする。 * * *