热中症とは-労働者健康安全机构.PPT

熱中症予防と応急措置 ○○部△課　○○センター 産業医　健康太郎 熱中症の種類 熱　虚　脱 熱　疲　廃（疲労） 熱　けいれん 熱　射　病 熱中症の重症度分類 立ちくらみ、こむら返り 大量の汗 頭が、がんがんする（頭痛） 吐き気がする、吐く 体がだるい（倦怠感） 判断力、集中力が低下する（虚脱感） 高い体温である 体がひきつる（けいれん） 真っ直ぐに歩けない、走れない 呼びかけに対し、返事がおかしい 意識がない WBGT測定装置 ①　熱中症は命に関わる病気です。 ②　正しい知識と予防が大切です。 ③　これくらい大丈夫だから， 　　 　　　は大丈夫ではありません　 　＊熱中症を甘くみてはいけません！ 熱中症予防のために、管理者が夏場の工程管理にどのように気を配るかを列記します。 熱中症は、正しい知識のもとに、予防することが重要です。 そのためには、まずは管理監督者が、もちろん、作業者自身も、熱中症は死亡災害につながるという危機意識をしっかり持ちましょう。最近は、暑くなり始めると、天気予報などでも、熱中症注意報のような情報が流れてきます。管理監督者はそのような情報を日々チェックし、朝礼や昼礼などのタイミングで、作業者に情報提供するとよいでしょう。 また、暑くなり始めたら、工程管理にも気を配りましょう。身体的負荷の高い作業がある現場では特に日中の一番暑い時間帯には、軽作業を行うなどの工夫が必要でしょう。 作業者自身は、自分自身の健康管理にも十分気を配る必要があります。夏場は飲み会が多い時期ですが、二日酔いになるような飲み方は禁物です。また、下痢や熱があるような体調の時には無理せずに、休養をとるようにしましょう。 熱中症予防には、作業者自身の健康管理も非常に重要です。 規則正しい生活、休日の過ごし方に気を配ること、また現場作業者の方であれば体重測定を毎日行い、極端に体重が減っていないかをチェックしましょう。極端な体重減少がある場合には、水分補給が不十分である場合もあるので注意が必要です。 熱中症の症状としては中等度になると、「頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感」を認めます。 これは、脱水が進行して、さらに体に熱がこもってきた時に発生します。これを「熱疲労」と呼ぶこともあります。 重症化した熱中症では、体温が高い、体にガクガクとひきつけがある、真っ直ぐ歩けない、走れない等の症状があります。呼びかけや刺激への反応がおかしいという状態になり、さらに症状が進行すると、意識がなくなります。 次に、熱中症が起こりやすい環境について説明します。 ?気温が高い ?風が弱い、日差しが強い ?照り返しが強い ?急に暑くなった といった条件が要注意です。 急に気温が高くなったような日は特に注意が必要です。具体的には、梅雨の合間に突然気温が上昇した日や、 梅雨明けの蒸し暑い日などです。このような時には、身体が暑さに慣れていません。徐々に暑さに慣れてくると熱中症は起こしにくいのですが、急激な暑さには身体が適切に反応できず、熱中症を起こしやすくなります。 特に高血圧症の人や、心臓病持ちの人、高齢者などは要注意です。 熱中症が発生すると、どのような症状を認められるかを説明します。 熱中症は、その重症度によって、症状が異なります。 熱中症が発生しても、軽度の段階で症状に気づき、適切な対処をとれば、重症化することはありません。この症状に気づくことが、まず重要でしょう。 それでは、熱中症が発生したら、どのように対処したらよいでしょうか？ 軽度の熱中症が疑われるような状況であっても、現場だけで判断することなく、必ず医療機関を受診させましょう。 ここでお示しするのは、医療機関につなげるまでの対処方法です。 軽症の場合、まずは涼しいところに移動し、水分摂取ができる状態であれば、塩分を含んだスポーツドリンクを飲ませましょう。このような状態の場合、本人は水分摂取すると「もう大丈夫です」という場合もあるかもしれません。しかし、1人にすることなく、その後必ず医療機関を受診させましょう。 また、本人の顔色が真っ青で、フラフラしているような状態であれば、涼しい場所で横にさせ、足を少し上げて、医療機関に搬送するようにしましょう。 もし、意識がない、錯乱状態であるといった重度の熱中症の場合には、すぐに体温を冷やすとともに、救急車を呼び（可能であれば）医師に連絡し、一刻も早く医療機関に搬送することが大切です。冷却方法は、日陰に移動させ洋服の上から水をかける、頚部や脇の下、もしくは股間に氷入りの袋を置くなどの方法があります。 熱中症予防のために、どのような水分を、どのように摂取すべきかを示します。 ?水分だけでなく、塩分も一緒にとりましょう。水分の吸収効率を考えたスポ