日本总裁麻生太郎.doc

ただいま第(だい)２３(にじゅうさん)代(だい)?自由民主党総裁(じゆうみんしゅとうそうさい)に選出(せんしゅつ)をいただきました。 今回(こんかい)の選挙(せんきょ)を、思(おも)いもしない形(かたち)での総裁辞任(そうさいじにん)のあとを受(う)けての総裁選挙(そうさいせんきょ)にあって、自由民主党(じゆうみんしゅとう)は、開(ひら)かれた国民政党(こくみんせいとう)として、少(すく)なくとも、堂々(どうどう)と総裁選挙(そうさいせんきょ)を実施(じっし)する、ということをもって、この後継総裁(こうけいそうさい)を選(えら)ぶということが出来(でき)た、そういう成熟(せいじゅく)した国民政党(こくみんせいとう)に属(ぞく)している自分(じぶん)を、大変誇(たいへんほこ)りに思(おも)っております。ありがとうございました。 　 この選挙(せんきょ)にあたりましては、ここにお見(み)えの臼井委員長(うすいいいんちょう)ほか、選挙管理委員会(せんきょかんりいいんかい)の方々(かたがた)、また、全国(ぜんこく)４７(よんじゅうなな)都道府県(とどうふけん)の県連(けんれん)の方々(かたがた)の、絶大(ぜつだい)なるご支援(しえん)、ご助力(じょりょく)によって、この総裁選挙(そうさいせんきょ)が、かなりな長期間(ちょうきかん)ではありましたが、きちんと無事公明正大(ぶじこうめいせいだい)に行(おこな)われましたことに関(かん)しましても、選挙管理委員会(せんきょかんりいいんかい)、県連各位(けんれんかくい)に心(こころ)から厚(あつ)くお礼(れい)を申(もう)し上(あ)げる次第(しだい)であります。 　 このときをもちまして、このたび総裁選挙(そうさいせんきょ)で、選挙戦(せんきょせん)を繰(く)り広(ひろ)げました５(ご)人(にん)の間(あいだ)に、対立(たいりつ)という文字(もじ)は、この瞬間(しゅんかん)をもって終(お)わっております。 これからあと、我々自由民主党(われわれじゆうみんしゅとう)は、国民政党(こくみんせいとう)として、国民(こくみん)の負託(ふたく)に応(こた)えるべく、われわれは、お互(たが)いに手(て)を携(たずさ)えて、頑張(がんば)っていかねばならぬものだと思(おも)っております。今後(こんご)とものご理解(りかい)、ご支援(しえん)を、それぞれ信念(しんねん)を持(も)って応援(おうえん)された方々(かたがた)、大勢(たいせい)ここにお見(み)えでございますが、皆様方(みなさまがた)のご理解(りかい)とご支援(しえん)を重(かさ)ねてお願(ねが)いを申(もう)し上(あ)げます。 　 われわれは今(いま)ここで新(あたら)しい困難(こんなん)に立(た)ち向(む)かわなければならない、そのスタートに立(た)ったと思(おも)っております。私(わたし)に与(あた)えられたいろいろな仕事(しごと)は、その仕事(しごと)に応(こた)え、国民(こくみん)の負託(ふたく)に応(こた)えることをもって、今回(こんかい)ご支援頂(しえんいただ)いた方々(かたがた)への御礼(おれい)に代(か)えねばならぬと決意(けつい)を新(あら)たに致(いた)しております。 　 ２１(にじゅういっ)世紀(せいき)に入(はい)りましてから、森喜朗(もりよしろう)、小泉純一郎(こいずみじゅんいちろう)、そして安倍晋三(あべしんぞう)、福田康夫(ふくだやすお)と、この８(はち)年間(ねんかん)の間(あいだ)に、われわれは極(きわ)めて厳(きび)しい状況(じょうきょう)の中(なか)にあって、それぞれ使命(しめい)を全(まっと)うして来(こ)られたと存(ぞん)じます。また、ここに掲(かか)げてあります、初代鳩山一郎(しょだいはとやまいちろう)、二代石橋湛山(にだいいしばしたんざん)、三代岸信介(さんだいきしのぶすけ)などなど、歴代(れきだい)の総理(そうり)?総裁(そうさい)の写真(しゃしん)がここに掲(かか)げてありますが、それぞれの時代(じだい)、党(とう)に与(あた)えられた仕事(しごと)、役職(やくしょく)などなどは、極(きわ)めて重(おも)かったと思(おも)いますが、それをくぐり抜(ぬ)けて来(こ)られて、今日(こんにち)の自由民主党(じゆうみんしゅとう)があるんだと思(おも)っております。私(わたし)も今(いま)ここに立(た)ちます時(とき)に、少(すく)なくとも、これは麻生太郎(あそうたろう)に与(あた)えられた天命(てんめい)だと思(おも)っております。 　 つづきです 思(おも)い返(かえ)せば１３０(ひゃくさんじゅう)年前(ねんまえ)の９(く)月(がつ)の２２(にじゅうに)日(にち)、吉田茂(よし