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新春対談 　 　 長 学 　 大 　 島 　 広 長 会 会 師 医 市 島 広 　 　 正 利 原 浅 一 恵 松 平 平松　新年おめでとうございます。 任されておられます。平成16年４月に広島大 浅原　おめでとうございます。 学病院長にご就任になり、そして平成19年５ 平松　本日は新春対談としまして、広島大学 月に現在の広島大学長にご就任されました。 長の浅原利正様をお迎えし、色々とお話を伺 大学後、教授時代のご専門でございますけど いたいと思います。 も、消化器外科学、あるいは肝胆膵外科、臓 　浅原学長におかれましては、広島大学医学 器移植等におかれまして、大変なご活躍を 部第２外科教授、広島大学病院長でいらっ されたことは皆様ご存じのとおりでございま しゃる頃より、当会に対しましてご理解、ご す。 協力を賜り誠にありがとうございます。 　浅原学長は、教授時代より医学部学生の教 　ここでまず、浅原学長のご略歴を紹介した 育、研究、臨床に、そして病院長としまして いと思います。 も、大変なご手腕を発揮してこられました。 　浅原学長は、昭和46年４月に第２外科にご 平成19年５月に広島大学長にご就任後、大学 入局されておられまして、昭和60年に広島大 としての基本理念を掲げられ、広島大学を 学医学部助手、その後、講師、助教授、そし 運営してこられております。大学全般にわた て平成11年９月に広島大学医学部教授にご就 り、従来にも増して様々なご経験もなさり、 －　　2　－ 変化の多い期間ではなかったかと思います。 ざいます。 １年半余りを経過された現在のお気持ち、広 　ところで、先日広島大学のホームページを 島大学の現状、広島大学の未来をいかにされ 拝見いたしました。非常に立派なホームペー ていかれるのかなどにつきましてお伺いした ジでございますね。広島大学の基本理念、こ く存じます。特に、出身母体であります医学 れからどうしていくのか、そしてどういう考 部、あるいは大学病院の現状、未来につきま えで大学を育てていくのかということなど、 しても併せてお聞きしたいと思います。 特に強調されたいことはどのようなことで 　まず、学長になられて最初のお仕事という しょうか。 のは、広島大学の入学式であろうかと思うの 浅原　広島大学基本理念として「自由で平和 ですが、いかがでしょうか。入学式でのご挨 な一つの大学」という初代学長の森戸先生に 拶についてなどからお話しいただけますか。 よる建学の精神を受け継ぎ、更に理念５原則 をうたっているわけですが、その